以下のリストはエンジンのワークフローを示しています。
契約バージョン間で継続的な計算が行われるということは、サービス レベルの計算のためにビジネス ロジックによって使用されるデータが、自動的に後続の契約バージョンからアクセス可能になることを意味します。 この機能によって、SLA 管理者は新たな有効期間で新規契約バージョンを作成できます。 この機能により、グローバル変数の内容を保持できるようになります。 この機能は、計算の続行を可能にし、新規契約バージョンがグローバル変数の以前の値にアクセスできるようにします。
エンジンは、イベントを受け取った順にイベントを処理します。 エンジンは、前の計算に戻るためにイベントの処理を元に戻すことはできません。 エンジンは現在の状況のみを認識し、受け取った新しいイベントを処理します。 すでに計算されているタイムスタンプに変更があった場合、エンジンは再計算を行います。 エンジンは、システム設定で定義されているように、計算状態のスナップショットを定期的に保持します。 これらのスナップショットにより、契約バージョンの最初から再計算する必要がなくなります。 計算は既知の計算状態から開始します。最も単純な開始点はそれが開始した時点です。 これらのスナップショットは状態と呼ばれます。 エンジンが再計算を行う場合、変更時点に最も近い状態の時点から開始します。
メトリックを再計算する必要がある場合、エンジンは変更の発生時点より前の、最も近い状態を検索し、その状態から計算を開始します。 たとえば、変更が 2 週間前に発生し、それより前の最も近い状態が 3 週間前にあったとします。 この場合、エンジンは 3 週間前の状態から計算します。 そのような状態が見つからない場合、エンジンは契約バージョンの最初から再計算します。
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