

システムのパフォーマンスと問題の監視 › トランザクションの問題の診断 › 根本原因を見つけるためのインシデントのトラブルシューティング › [概要]タブ
[概要]タブ
概要セクションは、障害の潜在的な根本原因に関する手掛かりとなります。 また、低速トランザクション インシデントに最も深く関与しているトランザクション コンポーネントを表示します。 概要グラフの 1 つのスライスがその他のスライスよりはるかに大きい場合、障害状態の根本原因がその層にあると考えられます。
考えられる根本原因
概要グラフの各スライスは、対応するデータのパイ内のばらつきの程度を示します。
- ばらつきが小さい(パイ スライスが大きい)場合は、特定のエレメントが多くの障害で一貫して表示されており、したがって、そのインシデントの根本原因である可能性があることが示唆されます。
- ばらつきが大きい(パイ スライスが小さい)場合は、通常動作が示唆されます。したがって、根本原因ではない可能性があります。 パーセンテージは、対象の問題がこの層で発生する可能性に関する手掛かりとなります。
このばらつき評価プロセスをまとめて自動的に計算することによって、CA CEM では、実行する必要がある分析プロセスが自動化されます。
トランザクション コンポーネント
トランザクション コンポーネント グラフは、デフォルトでは、このインシデントに関連する低速トランザクション コンポーネントの上位 5 件を示します。 5 件を超すコンポーネントがある場合、残りはすべて[その他(n)]にまとめられます。(n)は、関与しているその他のトランザクション コンポーネントの数を示します。
- 均等に分布された(同じサイズのパイ スライス) 5 つのコンポーネントと、1 つのより大きなコンポーネント(上位 5 つ以外の他のすべてのコンポーネント)は、どのトランザクション コンポーネントも障害の根本原因ではないことを示唆します。
- 不均等分布(1 つ以上の大きなパイ スライス)は、1 つのトランザクション コンポーネントは障害の多くに関係する場合があることを示唆します。 平均トランザクション時間がより高い指定されたコンポーネントを探します。
Copyright © 2013 CA.
All rights reserved.
 
|
|