Introscope Transaction Tracer の使用 › トランザクション追跡データの保存とエクスポート

トランザクション追跡データの保存とエクスポート

Introscope では、以下のことが可能です。

• トランザクション追跡データを、XML ファイルとして保存する。このファイルは、後からトランザクション追跡ウィンドウで開くことができます。
• テキスト編集プログラムで参照できるように、トランザクション追跡データをテキスト ファイルとしてエクスポートする。

トランザクション追跡データの保存

トランザクション追跡データを XML ファイルに保存する方法

1. トランザクション追跡ビューアで、保存するトランザクション追跡を選択します。
   • 複数のトランザクション追跡を選択する場合は、Ctrl キーを押しながらそれらをクリックします。
   • ウィンドウに表示されているトランザクション追跡をすべて選択する場合は、［編集］-［すべて選択］の順に選択します。
2. ［名前を付けて保存...］をクリックします。
3. ファイルの保存先を選択し、ファイル名を入力し、［保存］をクリックします。

保存した XML 形式のトランザクション追跡データを開く方法

保存したトランザクション追跡データは、新しいトランザクション追跡ウィンドウで開いて参照することができます。 保存ファイルと同じファイルを電子メールでほかのユーザに送信したり、ネットワーク上の共有ドライブに保存したりすれば、ほかのユーザと協力して問題分析を行うことができます。

保存したトランザクション追跡データを開くときには、以下のことに注意してください。

• 表示したトランザクション追跡セッションを再開することはできません。
• トランザクション追跡コンポーネントからそのコンポーネントのメトリック パスへのリンクは、 そのメトリック パスが、Workstation が接続している Enterprise Manager で有効な状態でない場合は使用できません。

XML ファイルに保存したトランザクション追跡データを開く方法

1. ［Workstation］-［履歴イベントをクエリ］を選択します。
2. ［追跡］-［保存済みイベントを開く（XML）］を選択します。
3. 参照ウィンドウから XML ファイルを選択し、［開く］をクリックします。

   選択した XML ファイルのデータが、新しい［履歴クエリ］ウィンドウに表示されます。

注： XML ファイルに保存した履歴イベントを表示する場合は、相関するイベントが表示されますが、相関としては表示されません。 トランザクション追跡での履歴イベントの相関を表示するには、アクティブな追跡を表示します（「相関するイベントのクエリ」を参照してください）。

ここでは、以下のことができます。

• トランザクション追跡をテキスト ファイルとしてエクスポートすること
• 表示されたデータに含まれるトランザクション追跡を選択し、新しい XML ファイルとして保存する

選択したトランザクション追跡のテキスト ファイルへのエクスポート

選択したトランザクション追跡をテキスト ファイルにエクスポートする方法

1. トランザクション追跡ビューアで、エクスポートするトランザクション追跡を選択します。
   • 複数のトランザクション追跡を選択する場合は、Ctrl キーを押しながらそれらをクリックします。
   • ウィンドウに表示されているトランザクション追跡をすべて選択する場合は、［編集］-［すべて選択］の順に選択します。
2. ［追跡］-［エクスポート］を選択します。
3. ファイルの保存先を選択し、ファイル名を指定して（デフォルトの名前は <root component type>_<root component name>.txt）、［OK］をクリックします。

サンプルのトランザクション追跡 XML ファイル

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?>
<TransactionTracerSession EndDate="2005-03-15T17:28:13.953-08:00" Version="0.1" Duration="32" StartDate="2005-03-15T17:28:13.921-08:00" User="Admin">
    <TransactionTrace Duration="32" Domain="SuperDomain" EndDate="2005-03-15T17:28:13.953-08:00" AgentName="WebLogic Agent" Host="rnadimpalli-dt3" StartDate="2005-03-15T17:28:13.921-08:00" Process="WebLogic">
        <CalledComponent MetricPath="Servlets|ActionServlet" ComponentName="ActionServlet" Duration="32" ComponentType="Servlets" RelativeTimestamp="0">
            <CalledComponents>
                <CalledComponent MetricPath="JSP|__register" ComponentName="__register" Duration="16" ComponentType="JSP" RelativeTimestamp="16">
                    <CalledComponents>
                        <CalledComponent MetricPath="JSP TagLib|HtmlTag|doStartTag" ComponentName="doStartTag" Duration="0" ComponentType="JSP TagLib" RelativeTimestamp="16">
                            <Parameters>
                                <Parameter Value="doStartTag" Name="Method"/>
                            </Parameters>
                        </CalledComponent>
                        <CalledComponent MetricPath="JSP TagLib|BaseTag|doStartTag" ComponentName="doStartTag" Duration="0" ComponentType="JSP TagLib" RelativeTimestamp="16">
                            <Parameters>
                                <Parameter Value="doStartTag" Name="Method"/>
                            </Parameters>
                        </CalledComponent>
                        <CalledComponent MetricPath="JSP TagLib|MessageTag|doStartTag" ComponentName="doStartTag" Duration="0" ComponentType="JSP TagLib" RelativeTimestamp="16">
                            <Parameters>
                                <Parameter Value="doStartTag" Name="Method"/>
                            </Parameters>
                        </CalledComponent>
                        <CalledComponent MetricPath="JSP TagLib|MessageTag|doStartTag" ComponentName="doStartTag" Duration="0" ComponentType="JSP TagLib" RelativeTimestamp="16">
                            <Parameters>
                                <Parameter Value="doStartTag" Name="Method"/>
                            </Parameters>
                        </CalledComponent>
</TransactionTrace>
</TransactionTracerSession>