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トランザクションの定義へのプロモート

トランザクションを収集および一般化したら(ビジネス トランザクション シグネチャと呼ばれます)、このシグネチャをビジネス トランザクション定義にプロモートします。 たとえば、購入を実行するためのビジネス トランザクション定義を作成する場合、「購入を実行」ビジネス トランザクション シグネチャを選択し、それをビジネス サービス内のビジネス トランザクション定義にプロモートすることができます。

この手順を実行する前に、ビジネス サービスをすでに定義している必要があります。 詳細については、「ビジネス サービスのセット アップ」を参照してください。

トランザクションを作成せずに、既存のトランザクションを置換する場合は、「既存のビジネス トランザクション定義の置換」を参照してください。

シグネチャをビジネス サービスにプロモートした後で、そのシグネチャを有効にし、エージェントに配信します。 シグネチャがエージェントに送信されたら、エージェントではそのシグネチャに一致するトランザクションを監視し、このデータを Enterprise Manager に報告します。

重要: ビジネス トランザクション定義のプロモート、および監視の同期の両方を必ず実行する必要があります。 そうしないと、作成した定義が監視のためにエージェントに送信されません。

収集されたビジネス トランザクション シグネチャをビジネス トランザクション定義にプロモートする方法

  1. [管理] - [記録セッション]を選択します。
  2. 作成した記録セッションの名前を選択します。
  3. プロモートするビジネス トランザクション シグネチャの前のチェックボックスを選択します(複数可)。
  4. [プロモート先]ドロップダウン メニューで、ビジネス トランザクションを関連付けるビジネス サービスの名前を選択し、[プロモート]をクリックします。

    [ビジネス トランザクション]ページが表示されます。

  5. ビジネス トランザクション名のチェック ボックスを選択し、[有効化]をクリックして、ビジネス トランザクション定義を有効にします。
  6. 特定のビジネス サービスに対して必要なすべてのトランザクションを有効にするまで、手順 2 から 5 までを繰り返します。

すべてのトランザクションが有効になったら、それらの設定をエージェントにプッシュする必要があります。 このためには、監視を同期する必要があります。 同期により、ビジネス トランザクション定義がエージェントに送信されます。 エージェントにビジネス トランザクション定義が送信されたら、エージェントでは、トランザクションに関するデータの監視およびレポートを開始します。

監視を同期する方法

  1. [設定]-[監視]を選択します。
  2. [すべての監視を同期]ボタンをクリックします。

    監視によって、ビジネス トランザクション定義がエージェントに送信されました。