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障害発生の割合が CA CEM のキャパシティに与える影響

障害はアラートと同等の CA CEM ですが、特定のトランザクション定義に関連付けられています。 障害という用語は、想定されるトランザクションの定義、およびその想定違反が発生した場合に TIM が収集する情報の両方に適用されます。 トランザクションが複数の規格に適合しない場合、複数の障害が生成されます。 「低速トランザクション」、「コンポーネントなし」などです。

障害は、すべての TIM によって 5 秒間隔で TIM コレクション サービスにレポートされます。 TIM コレクション サービスは、各障害レコードを処理し、APM データベースへそのレコードを挿入する必要があります。 障害発生の割合（TIM が 5 秒間隔でレポートする障害の数）は、CA CEM の以下の項目に影響します。

• TIM コレクション サービスのメモリおよび CPU
• APM データベース サーバのディスク要件
• データベースの挿入およびクエリの実行時間
• DB クリーンアップ サービスを含むデータベース メンテナンスのオーバーヘッド

詳細やメタデータを持たない場合、障害ごとに、APM データベースに 約 1 キロバイトのディスク領域が必要です。 設定可能な以下のオプションを調節することで、CA CEM データが使用するディスク領域を調節できます。

• 定義されている障害（しきい値）の数
• しきい値
• 障害保持期間

APM データベース サーバで利用可能なメモリの量は、クエリの実行時間およびデータベース メンテナンスの効率に影響します。 TIM コレクション サービスで障害が滞っている場合は、データベース サーバのメモリ不足が原因である可能性があります。

TIM コレクション サービスが障害率に合わせて、滞りなく処理ができるかどうかを検出するには、次の 2 つの方法があります。

• TIM コレクション サービスを実行するコレクタ上で、以下のサポータビリティ メトリックの値を監視する。

  *SuperDomain*|Custom Metric Host (Virtual)|Custom Metric Process (Virtual)|
  Custom Metric Agent (Virtual) ()|Enterprise Manager|CEM|Processors|
  Defects Processor:Processing Delay(ms) 
  *SuperDomain*|Custom Metric Host (Virtual)|Custom Metric Process (Virtual)|
  Custom Metric Agent (Virtual) ()|Enterprise Manager|CEM|Processors|
  Defects Processor:Processing Time(ms)
  

  上記の値が時刻の経過と共に増加している場合は、TIM コレクション サービスまたは APM データベースが過負荷状態になっているか、ネットワークにボトルネックが存在しています。

• TIM にログインし、/etc/wily/cem/tim/data/out/defects ディレクトリ内のファイル数が徐々に増加しているかを調査します。