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CA EEM による Introscope のセキュリティ保護

CA EEM は、一般的なアクセス ポリシーの管理、認証、および許可の各サービスを他のアプリケーションが共有できるようにする、エンタープライズ全体の CA Technologies ポリシー サーバです。 複数の Embedded Entitlements のクライアント アプリケーションをサポートする一元化された Embedded Entitlements サーバで構成されます。

詳細については、次の CA EEM ガイドを参照してください。これらは、CA サポートサイト(http://support.ca.com)からダウンロードされた CA EEM アプリケーションに付属しています。

CA EEM のデプロイ オプション

Introscope のセキュリティは、CA EEM を使用して以下の複数の方法で設定できます。

注: CA APM は EEM 8.4 SP4 SDK を提供し、EEM サーバ バージョン 8.4 SP4 以降で認定されています。

重要: ローカルによるセキュリティを許可に使用すると、アプリケーション問題切り分けマップのセキュリティの提供や、CA CEM 内のタブとデータの表示を制御するアクセス ポリシーの設定などができなくなります。 CA CEM でアプリケーション問題切り分けマップを提供し、アクセス ポリシーを使用する場合は、許可に CA EEM をデプロイする必要があります。

CA EEM によるセキュリティを設定および維持するプロセス

Introscope のセキュリティの背景知識を理解したら、今度は Introscope の CA EEM によるセキュリティのデプロイ計画に進むことができます。 手順の概要は以下のとおりです。

以下の手順に従います。

  1. CA EEM サーバをインストールします。 「CA EEM のインストール」を参照してください。
  2. (オプション)。CA EEM ログ メッセージを提供するための IntroscopeEnterpriseManager.properties ファイルを構成します。 「CA EEM 関連メッセージのログ記録の構成」を参照してください。
  3. 各 Enterprise Manager で、CA EEM をセキュリティ領域として定義し、<EM_Home>/config ディレクトリにある realms.xml ファイルで認証と許可のプロパティを設定します。 「realms.xml での CA EEM による認証の構成」を参照してください。

    注: CA EEM サーバが LDAP サーバまたは CA SiteMinder Web Access Manager (SiteMinder)サーバのいずれかに統合されている場合は、ユーザ認証に LDAP または SiteMinder が使用されるように CA EEM を構成できます。

  4. (オプション) CA EEM による認証で LDAP を構成します。 「LDAP を使用した CA EEM による認証の構成」を参照してください。
  5. (オプション) CA EEM による認証で SiteMinder を構成します。 「CA SiteMinder を使用した CA EEM による認証の構成」を参照してください。
  6. (オプション。ただし、推奨) <EM_Home>/examples/authentication ディレクトリにある eem.register.app.xmleem.add.global.identities.xml のスクリプトをロードします。 「CA EEM による許可の構成」を参照してください。

    注: CA Technologies では、APM アプリケーションのデフォルトのユーザ、グループ、リソース、および権限を使用して APM アプリケーションを作成するサンプル スクリプトを用意しています。 以下の手順 7 から手順 10 を実行するときは、これらのスクリプトを使用することをお勧めします。 詳細については、「CA EEM による許可の構成」を参照してください。

  7. CA EEM 内で 1 つ以上の APM アプリケーションを作成します。 「CA EEM での APM アプリケーションの登録」を参照してください。
  8. CA EEM 内で APM グループとユーザ、およびそれらの権限を作成します。 「CA EEM での APM グループの作成と削除」および「CA EEM での APM ユーザの作成と削除」を参照してください。
  9. CA EEM 内で APM リソース クラスおよびそれらの権限を作成します。 「CA EEM での APM リソース クラスの作成と削除」を参照してください。
  10. CA EEM 内で APM ドメイン、サーバ、APM アプリケーション リソース、およびそれらの権限を作成します。 「CA EEM APM ドメイン リソース アクセス ポリシーの作成と削除」、「CA EEM APM サーバ リソース アクセス ポリシーの作成と削除」、および 「CA EEM APM フロントエンドおよびビジネス サービス リソース アクセス ポリシーの作成と削除」を参照してください。
  11. Enterprise Manager を再起動します。
  12. CA EEM ベースのセキュリティを強化および維持するには、必要に応じて以下のタスクを実行します。