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URL グループの高度な名前付け手法(オプション)

必要に応じて、URL グループ名を、サーバ ポートなどの要求エレメント、プロトコル、または要求 URL のサブ文字列から派生できます。 これは、要求を調べればアプリケーション モジュールを簡単に区別できる場合に便利です。 以下のセクションでは、format プロパティの高度な形式について説明します。

セクション情報

URL グループ名にホストを使用

URL グループ名にプロトコルを使用

URL グループ名にポートを使用

URL グループ名にパラメータを使用

URL グループ名に要求パスのサブ文字列を使用

URL グループ名に要求パスの文字区切り部分を使用

URL グループに複数の名前付け手法を使用

URL グループ名にホストを使用

URL グループのメトリックを要求に関連付けられている HTTP サーバのホスト名を反映した名前でまとめるには、format パラメータを以下のように定義します。

introscope.agent.urlgroup.group.alpha.format={host}

format={host} とすると、以下の要求の統計情報は、それぞれメトリック名 us.mybank.com および uk.mybank.com の下に表示されます。

https://us.mybank.com/mifi/loanApp...
https://uk.mybank.com/mifi/loanApp...

URL グループ名にプロトコルを使用

URL グループの統計情報を要求に関連付けられているプロトコルを反映した名前でまとめるには、format パラメータを以下のように定義します。

introscope.agent.urlgroup.group.alpha.format={protocol}

format={protocol} とすると、Investigator に表示される統計情報は、要求 URL のプロトコル部分に対応したメトリック名でグループ化されます。 たとえば、以下の要求の統計情報は、メトリック名 https の下に表示されます。

https://us.mybank.com/cgi-bin/mifi/scripts......
https://uk.mybank.com/cgi-bin/mifi/scripts......

URL グループ名にポートを使用

URL グループの統計情報を要求に関連付けられているポートを反映した名前でまとめるには、format パラメータを以下のように定義します。

introscope.agent.urlgroup.group.alpha.format={port}

format={port} とすると、統計情報は、要求 URL のポートの部分に対応した名前の下にグループ化されます。 たとえば、以下の要求の統計は、9001 という名前の下に表示されます。

https://us.mybank.com:9001/cgi-bin/mifi/scripts......
https://uk.mybank.com:9001/cgi-bin/mifi/scripts......

URL グループ名にパラメータを使用

Investigator に表示される URL グループの統計情報を要求に関連付けられているパラメータの値を反映したメトリック名でまとめるには、format パラメータを以下のように定義します。

introscope.agent.urlgroup.group.alpha.format={query_param:param}

format={query_param:param} とすると、Investigator に表示される統計情報は、指定したパラメータの値に対応したメトリック名でグループ化されます。 パラメータのない要求は、<empty> の下に表示されます。 たとえば、以下のパラメータ定義があるとします。

introscope.agent.urlgroup.group.alpha.format={query_param:category}

以下の要求に対する統計情報は、「734」というメトリック名で表示されます。

http://ubuy.com/ws/shopping?ViewItem&category=734&item=3772&tc=photo
http://ubuy.com/ws/shopping?ViewItem&category=734&item=8574&tc=photo

URL グループ名に要求パスのサブ文字列を使用

URL グループの統計情報を要求 URL のパス部分のサブ文字列を反映した名前でまとめるには、format パラメータを以下のように定義します。

introscope.agent.urlgroup.group.alpha.format={path_substring:m:n}

ここで、「m」は、最初の文字のインデックスで、「n」は、最後の文字のインデックス +1 です。 たとえば、以下のように設定されているとします。

introscope.agent.urlgroup.group.alpha.format={path_substring:0:3}

以下の要求に対する統計情報は、「/ht」というメトリック ノード名で表示されます。

http://research.com/htmldocu/WebL-12.html

URL グループ名に要求パスの文字区切り部分を使用

URL グループの統計情報を要求 URL パスの文字区切りの部分を反映した名前でまとめるには、format パラメータを以下のように定義します。

introscope.agent.urlgroup.group.alpha.format=
{path_delimited:delim_char:m:n}

ここで、delim_char は、パス内のセグメントを区切る文字です。「m」 は、選択する最初のセグメントのインデックスです。「n」 は、選択する最後のセグメントのインデックス +1 です。 たとえば、以下のように設定されているとします。

introscope.agent.urlgroup.group.alpha.format={path_delimited:/:2:4}

以下の形式の要求に対する統計情報を考えます。

http://www.buyitall.com/userid,sessionid/pageid

これは、メトリック名 /pageid の下に表示されます。

以下のことに注意してください。

以下の表は、上記の例のスラッシュ文字で区切られたセグメントを示します。

セグメント インデックス

0

1

2

3

セグメント文字列

/

userid,sessionid

/

pageid

必要に応じて、複数の区切り文字を指定できます。 たとえば、以下のように設定されているとします。

introscope.agent.urlgroup.group.alpha.format={path_delimited:/,:3:4}

上記の形式の要求に対する統計情報は、メトリック名 sessionidの下に表示されます。

以下の表は、上記の例のスラッシュおよびカンマ文字で区切られたセグメントを示します。

セグメント インデックス

0

1

2

3

4

5

セグメント文字列

/

userid

,

sessionid

/

pageid

URL グループに複数の名前付け手法を使用

以下のように、複数の命名メソッドを 1 つの format 文字列に組み合わせることができます。

introscope.agent.urlgroup.group.alpha.format=red {host} orange {protocol} yellow {port} green {query_param:foo} blue {path_substring:2:5} indigo {path_delimited:/:0:1} violet {path_delimited:/:1:4} ultraviolet {path_substring:0:0} friend computer