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URL グループの定義

以下のセクションでは、URL グループを設定するプロパティについて説明します。

セクション情報

URL グループのキーの定義

各 URL グループのメンバシップの定義

URL グループの名前の定義

URL グループのキーの定義

introscope.agent.urlgroup.keys プロパティを使用して、URL グループのすべての ID すなわちキーのリストを定義します。 URL グループのキーは、URL グループの属性を宣言する、ほかのプロパティ定義で参照されます。 以下の例では、3 つの URL グループのキーを定義します。

introscope.agent.urlgroup.keys=alpha,beta,gamma

URL グループのキーを指定する順序は重要です。 詳細については、「URL のグループ化」を参照してください。

各 URL グループのメンバシップの定義

introscope.agent.urlgroup.group.GroupKey.pathprefix を使用して、URL のパス プレフィックスの照合先とするパターンを指定して、URL グループに属する要求を定義します。

例 1

以下のプロパティ定義では、URL のパス部分が /testWar で始まるすべての要求を、キーが alpha の URL グループに割り当てています。

introscope.agent.urlgroup.group.alpha.pathprefix=/TestWar

たとえば、以下の要求は、指定したパスのプレフィックスと一致します。

http://burger1.com/TestWar/burgerServlet?ViewItem&category=11776&item=5550662630&rd=1
http://burger1.com/TestWar/burgerServlet?Command=Order&item=5550662630
例 2

コール センタ サービスを提供する企業は、アプリケーションの機能ごとに URL グループを設定することによって、機能分野ごとの応答時間のモニタを行うことができます。 顧客が以下の URL でサービスにアクセスするとします。

http://genesystems/us/application_function/

ここで、application_function は、OrderEntryAcctServiceSupport などのアプリケーションに対応し、各 URL グループのパスのプレフィックスのプロパティに、適切な application_function を指定します。

注: pathprefix のプロパティには、アスタリスク記号(*)をワイルド カードとして使用できます。

URL グループの名前の定義

introscope.agent.urlgroup.group.GroupKey.format を使用して、キーが GroupKey である URL グループの応答時間メトリックが Workstation で表示されるときの表示名を指定します。

通常、format プロパティは、テキスト文字列を URL の名前として割り当てるために使用されます。 以下の例では、キーが alpha である URL グループのメトリックが、Alpha Group という名前で Workstation に表示されます。

introscope.agent.urlgroup.group.alpha.format=Alpha Group