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正規表現を使用したメトリック コレクションのフィルタリング

.NET エージェントのプロパティ perfmon.metric.filterPatter は、エージェントが読み取るパフォーマンス監視カウンタを指定します。 デフォルトの設定は、以下のとおりです。

introscope.agent.perfmon.metric.filterPattern=|Processor|*|*,|.NET Data Provider*|*|*,|.NET CLR*|{osprocessname}|*,|.NET CLR Data|*|*,|Process|{osprocessname}|*,|ASP.NET|*

フィルタは、 |Object|Instance|Counter、インスタンスがないときは |Object|Counter の形式です。ここでのパラメータは以下のとおりです。

デフォルト フィルタには {osprocessname} プレースホルダも含まれます。 Investigator で、{osprocessname} プレースホルダは、監視対象のスタンドアロン アプリケーションのインスタンス、または IIS ワーカ プロセスのアプリケーション プール名(例: w3wp(BusinessServiceAppPool))を識別するために置換されます。

重要: フィルタ |*|* を使用すると、すべてのカウンタを instance-less として列挙するようパフォーマンス監視に指示することになります。その結果、カウンタが破損するおそれがあります。

introscope.agent.perfmon.metric.filterPattern プロパティの値を変更して、.NET エージェントが収集するパフォーマンス監視データを調整することができます。 たとえば、デフォルトのフィルタを変更して、レポートされるデータを増減させることができます。 また、アプリケーションに対してカスタムのパフォーマンス監視カウンタを定義している場合は、それらを追加することができます。

パフォーマンス監視メトリックの一部は、将来使用するために Microsoft によって予約されています。 これらのメトリックはパフォーマンス監視では「NotDisplayed」のタグが付いて表示されます。 これらのメトリックを Introscope Investigator で表示すると、プレースホルダ タグが表示されます。