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サイレント モードでの .NET Agent のインストール

インストーラをサイレント モードで実行するには、コマンド ラインから .NET Agent インストーラを起動し、インストールの指示をコマンド ライン パラメータとして指定します。 開始後は、インストールはバックグランウンドで実行され、進捗状況などは一切表示されません。 このインストール方法では、操作しなくてもエージェントをインストールできるので、リモート コンピュータに .NET Agent をインストールする際に使用するのが最も一般的です。 同一の設定内容で複数のエージェントをインストールすることもできます。 コマンドには .exe または .msi のいずれかを指定できます。

以下の手順に従います。

  1. コマンド プロンプト ウィンドウを開きます。
  2. 適切なコマンド ライン パラメータを指定して、.exe または .msi インストーラ実行可能ファイルを起動します。 たとえば、64 ビット システムにインストールするには、以下のコマンド ライン パラメータを使用できます。

    .msi インストーラ:

    IntroscopeDotNetAgentInstall64_9.1.0.0.msi /qn [INSTALLDIR="<install_dir>"] [EMHOST=myhost] [EMPORT=5001] [ENABLECD=1 CDAGENTID=<change_dectector_agent_id>] [ENABLESOA=1] [ENABLESPP=1] [INSTALLSPMONITOR=1 IS_NET_API_LOGON_USERNAME=<SP Monitor Domain username> IS_NET_API_LOGON_PASSWORD=<SP Monitor Domain password>]
    

    .exe インストーラ:

    IntroscopeDotNetAgentInstall64.exe /s /v"/qn [INSTALLDIR="<install_dir>"] [EMHOST=myhost] [EMPORT=5001] [ENABLECD=1 CDAGENTID=<change_dectector_agent_id>] [ENABLESOA=1] [ENABLESPP=1] [INSTALLSPMONITOR=1] [INSTALLSPMONITOR=1 IS_NET_API_LOGON_USERNAME=<SP Monitor Domain username> IS_NET_API_LOGON_PASSWORD=<SP Monitor Domain password>]"
    

    注: サイレント方式でインストールするには、/s /v /qn オプションを指定してインストーラを起動します。 その他のパラメータの指定はオプションです。 コマンド ラインでパラメータを指定しない場合、パラメータのデフォルトの設定が使用されます。

    このようなオプションのパラメータは、インストーラを対話モードで実行するときの選択内容と同じものです。

    INSTALLDIR="<ルート インストール ディレクトリ>"

    .NET エージェントをインストールするディレクトリを指定します。 パスに円記号が含まれる場合、パスの先頭に円記号を追加します。 例:

    ¥"C:¥IntroscopeDir"
    

    デフォルトのルート インストール ディレクトリは以下のとおりです。

    C:¥Program Files¥CA APM¥Introscope<バージョン>
    

    デフォルト ディレクトリを変更する場合は、このプロパティを変更します。

    EMHOST=<ホスト名>

    エージェントがメトリックをレポートする Enterprise Manager のホスト名を指定します。 エージェントのデフォルト ホスト名は localhost です。

    EMPORT=<ポート番号>

    エージェントがメトリックをレポートする Enterprise Manager のリスニング ポート番号を指定します。 デフォルト ポートは 5001 です。

    ENABLECD=0

    ChangeDetector を有効にするかどうかを指定します。 このパラメータのデフォルト値は 0 で、ChangeDetector が有効でないことを示しています。

    ChangeDetector を有効にする場合は、ENABLECD パラメータを 1 に設定します。

    ChangeDetector を無効のままにする場合、関連ファイルは <Agent_Home>¥examples ディレクトリ内に配置され、後で有効にすることができます。

    CDAGENTID=<agent_name>

    ChangeDetector エージェントの名前を指定します。 このパラメータをコマンド ラインに含めるのは、ENABLECD を 1 に設定したときだけです。 ChangeDetector エージェントのデフォルトのエージェント名は SampleApplicationName です。

    ENABLESOA=0

    CA APM for SOA を有効にするかどうかを指定します。 このパラメータのデフォルト値は 0 で、CA APM for SOA が有効でないことを示しています。

    CA APM for SOA を有効にする場合は、ENABLESOA パラメータを 1 に設定します。

    CA APM for SOA を無効のままにする場合、関連ファイルは <Agent_Home>¥examples ディレクトリ内に配置され、後で有効にすることができます。

    ENABLESPP=0

    CA APM for Microsoft SharePoint Portal を有効にするかどうかを指定します。 このパラメータのデフォルト値は 0 で、CA APM for Microsoft SharePoint が有効でないことを示しています。

    CA APM for Microsoft SharePoint Portal を有効にする場合は、ENABLESPP パラメータを 1 に設定します。 Microsoft SharePoint の監視を有効にするのは、オペレーティング システムが Windows Server 2003 または Windows Server 2008 である場合のみです。

    CA APM for Microsoft SharePoint Portal を無効のままにする場合、関連ファイルは <Agent_Home>¥examples ディレクトリ内に配置され、後で有効にすることができます。

    INSTALLSPMONITOR=0

    CA APM Standalone Agent for Microsoft SharePoint Portal をインストールするかどうかを指定します。 このパラメータのデフォルト値は 0 で、CA APM Standalone Agent for Microsoft SharePoint をインストールしてはならないことを示します。

    CA APM Standalone Agent for Microsoft SharePoint をインストールする場合は、INSTALLSPMONITOR パラメータを 1 に設定します。

    CA APM Standalone Agent for Microsoft SharePoint をインストールしない場合は、後で CA APM スタンドアロン エージェントインストーラを実行してインストールできます。

    たとえば、デフォルト設定を変更するには、64 ビット システムで以下のようなコマンド ラインを指定します。

    IntroscopeDotNetAgentInstall64.exe /s /v"/qn INSTALLDIR=¥"C:¥IntroscopeAgent¥" EMHOST=dell-M65.org EMPORT=5001 ENABLECD=1 CDAGENTID=myCDAgent ENABLESOA=1 ENABLESPP=1 INSTALLSPMONITOR=1 IS_NET_API_LOGON_USERNAME=apm-domain¥apmuser IS_NET_API_LOGON_PASSWORD=apmPassword"
    
    IS_NET_API_LOGON_USERNAME=<ドメイン>¥<ユーザ名>

    Microsoft SharePoint 監視ドメイン ユーザ名を指定します。 このパラメータは、INSTALLMONITOR パラメータが 0 に設定されている場合に指定されます。 このパラメータのデフォルト値は null です。

    IS_NET_API_LOGON_PASSWORD=<パスワード>

    Microsoft SharePoint 監視用のパスワードを指定します。 このパラメータのデフォルト値は null です。

  3. エージェントが正常にインストールされていることを確認するには、以下のようにしてログ ファイルを表示します。
  4. (オプション)追加のコンピュータ上でスケジュールされたタスクとして、またはリモートから、適切な設定でインストーラを実行するスクリプトを作成します。
  5. IIS 管理サービスを再起動してインストールを完了します。

注: .NET Agent をインストールすると、システム環境変数 com.wily.introscope.agentProfile、Cor_Enable_Profiling、および COR_PROFILER がオペレーティング システムに追加されます。 システム環境変数が変更されたことを IIS に通知するために、IIS の再起動またはローカル コンピュータの再起動が必要です。