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カスタム トレーサ定義での引用符の使用

カスタム トレーサにはスペースを持つメトリック名を使用できます。 カスタムのメトリック名にスペースを使用する場合に、すべてのメトリック名の前後に引用符("")を使用することをお勧めします。

重要: クラス名は引用符で囲まないでください。 引用符を使用すると、カスタム トレーサが誤動作を起こします。 例:

IdentifyClassAs: MyClass MyTracers

IdentifyClassAs: "MyClass" MyTracers

クラス名を含むメトリック名を作成する場合は、メトリック名全体を引用符で囲む必要があります。 メトリック名にはスペースを使用できます。また、メトリック名の中にあるすべてのスペースが引用符の中に含まれている必要があります。 たとえば、メトリック名「{classname}|Test One Node」は、以下のように表す必要があります。

TraceOneMethodIfFlagged: MyTracers AMethod BlamePointTracer "{classname}|Test One Node"

TraceOneMethodIfFlagged: MyTracers AMethod BlamePointTracer {classname}|Test One Node

重要: Introscope では、クラス ファイル名が無効であるクラスを監視しません。 たとえば以下のようなクラス ファイルがある場合、

org/jboss/seam/example/seambay/AuctionImage$JaxbAccessorM_getData_setData_[B:

_[B: によってクラス ファイル名が無効になります。 Java クラス ファイル名には開いている角かっこ([)を使用できません。 Introscope が無効なクラス名を持つクラスを見つけた場合、そのクラスのインスツルメントは失敗し、その内容はエージェント ログにエラー メッセージとしてレポートされます。

以下に、メソッド トレーサの例を示します。 以下の例では、メトリック名の前後に引用符("")が使用されています。 CA Technologies では、カスタムのメトリック名を作成するときに、すべてのメトリック名の前後を引用符で囲むことを強くお勧めしています。