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Java Agent を使用するための Oracle Application Server の設定

Oracle Application Server(OAS)では、すべてのアプリケーションの管理に 1 つの環境設定ファイルを使用します。そのため、Oracle Console によって管理されるすべての JVM はこのファイルを使用します。 通常、このファイルは opmn.xml と呼ばれます。

Java Agent を使用するために Oracle Application Server を変更する方法

  1. アプリケーション サーバをシャットダウンし、opmn.xml のバックアップを作成します。
  2. opmn.xml で、インスツルメントするアプリケーションセクションを探します。 多くの場合、この段階では複数のアプリケーションをインスツルメントしたいと考えます。
  3. 選択したアプリケーションの <category id="start-parameters"> の下で、<data id="java-options" という名前のセクションを探します。
  4. ご使用の環境に適したパスを使用して、java-options 行の末尾の "/> の前に、以下の内容を挿入します。
    -javaagent:<Agent.jar のパス> -Dcom.wily.introscope.agentProfile=<エージェント プロファイルのパス>
    

    たとえば、1 つのアプリケーションのエントリ全体を 1 行で記述します。

    <data id="java-options" value="-server -XX:MaxPermSize=128M -ms512M -mx1024M -XX:AppendRatio=3 -Djava.security.policy=$ORACLE_HOME/j2ee/home/config/java2.policy -Djava.awt.headless=true -Dhttp.webdir.enable=false -javaagent:$ORACLE_HOME/wily/Agent.jar -Dcom.wily.introscope.agentProfile=$ORACLE_HOME/wily/core/config/IntroscopeAgent.profile/>