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カスタム FrontendMarker ディレクティブ

PBD パラメータ is.frontend.unless を使用すると、一部のクラスがフロントエンド コンポーネントとしてマークされないようにすることができます。 これらのクラスは、FrontendMarker(または HttpServletTracer などのサブクラス)によってインスツルメントされます。 このパラメータは、絶対クラス名のカンマ区切りのリストで設定します。 初期コンポーネントが一般的なディスパッチャである場合、このパラメータが役立ちます。 このディスパッチャは、受信した要求タイプを処理する特定のコンポーネントに要求を転送します。 そのため、2 番目のコンポーネントの方がフロントエンドにより適したマーカになります。 デフォルトは空のリストです。 PBD パラメータは動的ではありません。 このパラメータの値を変更した場合は、インスツルメントされたアプリケーション サーバを再起動する必要があります。

重要: スペースではなくカンマでクラス名を区切ります。 スペースを使用すると SetTracerParameter ディレクティブが無効になります。

パラメータ リストに指定された任意のクラスが、このパラメータを適用するトレーサによってインスツルメントされる場合

たとえば、NotAFrontend および AnotherNonFrontend というクラスが、com.ABCCorp パッケージでフロントエンドとして扱われないようにするとします。 これらのクラスは MyFrontendTracer という名前の FrontendMarker によってインスツルメントされます。 以下の PDB ディレクティブを使用します。

SetTracerParameter: MyFrontendTracer is.frontend.unless com.ABCCorp.NotAFrontend,com.ABCCorp.AnotherNonFrontend