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UNIX、Windows、OS/400、z/OS、IBM JVM 1.5 での WebSphere Application Server 6.1 の設定

対象: UNIX、Windows、OS/400、z/OS、IBM JVM 1.5 上の WebSphere Application Server 6.1

動的インスツルメンテーション機能では、クラスの再定義をサポートする必要があります。 IBM JDK バージョン 5 を実行している場合、クラスの再定義を使用するとパフォーマンスに著しい影響を与える場合があります。 CA Introscope® および IBM JDK バージョン 5 のユーザが動的インスツルメンテーションを使用する場合、このパフォーマンス オーバーヘッドについて注意する必要があります。 この設定を使用する場合、QA 環境のみで動的インスツルメンテーション機能を使用することをお勧めします。

注: このパフォーマンス オーバーヘッドの詳細については、IBM の「Java Diagnostics Guide」を参照してください。

IBM JVM 1.5 を使用して WebSphere 6.1 を実行している場合は、別のバージョンの Java エージェント .jar ファイルおよび Java エージェント プロファイルを使用します。 その AgentNoRedef.jar および IntroscopeAgent.NoRedef.profile という名前のファイルは、<Agent_Home>/core/config ディレクトリにあります。

注: AllAppServer エージェントの配布を使用している場合、代替プロファイルは IntroscopeAgent.websphere.NoRedef.profile という名前です。

前述のファイルおよび構文を使用すると、以下の内容のメトリックがレポートされなくなります。

以下の機能にも影響があります。

前述のファイルおよび構文を使用すると、エージェントは以下のアクションによってクラス再定義のステータスをレポートします。

IBM 以外の JVM または 1.5 以外のバージョンの IBM JVM を使用する場合、前述のメトリックとメッセージは出力されません。

エージェントを使用するために WebSphere Application Server を設定します。

以下の手順に従います。

  1. WebSphere Administrator Console を開きます。
  2. [Application Servers] - [<サーバ名>] - [Server Infrastructure] - [Java and Process Management] - [Process Definition] - [Java Virtual Machine]をクリックします。
  3. 以下のように[Generic JVM Argument]フィールドを設定します。
    -javaagent:<Agent_Home>/AgentNoRedef.jar
    -Dcom.wily.introscope.agentProfile=<Agent_Home>/core/config/IntroscopeAgent.NoRedef.profile
    

    インスツルメントされたアプリケーションとインスツルメントされていないアプリケーションが両方とも同じコンピュータ上に存在する場合は、[Generic JVM Argument]に -Xshareclasses:none の設定を含めます。 この設定は、AIX でのエラーを回避します。

    注: WebSphere の複数のバージョンが同じエージェント ディレクトリを使用している場合は、一意のディレクトリが必要です。