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デフォルトのトレーサ グループおよびトグル ファイル

トレーサ グループは PBD ファイルに定義します。 トレーサ グループによって、クラス セットについての情報がレポートされます。 PBD ファイルでは、トレーサ グループは用語 flag によって参照されます。 たとえば、TraceOneMethodIfFlagged または SetFlag は、トレーサ グループの情報を定義します。

トレーサ グループは、クラスのセットに適用されるトレーサのセットで構成されます。 たとえば、すべての RMI クラスの応答時間および速度をレポートするトレーサ グループがあります。

特定のトレーサ グループをオンまたはオフにして、システムでのメトリックの収集を細かく設定することができます。 この方法は、トレーサ グループの設定方法によって、オーバーヘッドの増減に影響を与えます。

トレーサ グループは toggles-full.pbd ファイルおよび toggles-typical.pbd ファイルで変更できます。これらは default-full.pbl ファイルおよび default-typical.pbl ファイルによって参照されます。 以下に、デフォルトのトレーサ グループおよびそれらのデフォルト設定のリストを示します。

AgentInitialization

エージェントの初期化設定

フル: オン

標準: オン

ApacheStandardSessionTracing

HTTP セッションの設定

フル: オン

標準: オン

AuthenticationTracing

認証の設定

フル: オン

標準: オン

CorbaTracing

CORBA メソッド呼び出し

フル: オン

標準: オン

DBCPTracing

DBCP Configuration

フル: オン

標準: オン

DBCPv55Tracing

DBCP Configuration

フル: オン

標準: オン

EJB2StubTracing

EJB 2.0 の設定

フル: オン

標準: オン

EJB3StubTracing

EJB 3.0 の設定

フル: オン

標準: オン

EntityBean3Tracing

エンティティ EJB 3.0 メソッド呼び出し

フル: オン

標準: オン

EntityBeanTracing

エンティティ EJB メソッド呼び出し

フル: オン

標準: オン

HTTPServletTracing

HTTP サーブレット サービス応答

フル: オン

標準: オン

アプリケーション サーバ AutoProbe を使用している場合は、トレーサ グループ HTTPAppServerAutoProbeServletTracing をオンにします。

InstanceCounts

トレーサ グループで識別されるオブジェクト タイプのインスタンスの数をカウントします。

フル: オン

標準: オン

このトレーサ グループでクラスが特定されるまで、どのグループの追跡も行われません。

J2eeConnectorTracing

J2EE 接続情報

フル: オン

標準: オン

JavaMailTransportTracing

メール送信回数

フル: オン

標準: オン

JDBCQueryTracing

JDBC クエリ

フル: オン

標準: オン

JDBCUpdateTracing

JDBC 更新

フル: オン

標準: オン

JMSConsumerTracing

JMS メッセージ処理回数

フル: オン

標準: オン

JMSListenerTracing

JMS メッセージ処理回数

フル: オン

標準: オン

JMSPublisherTracing

JMS メッセージ ブロードキャスト回数

フル: オン

標準: オン

JMSSenderTracing

JMS メッセージ ブロードキャスト回数

フル: オン

標準: オン

JSPTracing

JSP サービス応答

フル: オン

標準: オン

MessageDrivenBean3Tracing

メッセージ駆動型の EJB 3.0 メソッド呼び出し

フル: オン

標準: オン

MessageDrivenBeanTracing

メッセージ駆動型の EJB メソッド呼び出し

フル: オン

標準: オン

NIOSocketTracing

[NIO]-[Channels]-[Sockets]ノードの下の各ソケット接続に一連のメトリックを生成し、[Backends]ノードの下にメトリックを追加します。

フル: オン

標準: オン

NIOSocketSummaryTracing

すべての NIO ソケット接続を対象とする 1 つのセットのメトリックを生成します。

フル: オン

標準: オン

これらのメトリックには、エージェント プロパティによって NIOSocketTracing メトリックから除外される接続が含まれます。 これらのメトリックには、NIOSocketTracing メトリックから常に除外される内部 NIO ソケットも含まれます。

NIOSelectorTracing

特定の内部 JVM による NIO チャンネルの使用が、NIO チャネル メトリックにカウントされないようにします。

ユーザは、このオプションを変更することはできません。

NIODatagramTracing

各データグラムの接続用の一連のメトリックを生成します。

フル: オン

標準: オン

詳細については、269  ページの NIODatagramTracing メトリックを参照してください。

NIODatagramSummaryTracing

すべての NIO データグラム アクティビティをすべて測定する 1 つのセットのメトリックを生成します。

フル: オン

標準: オン

これらのメトリックには、エージェント プロパティによって NIODatagramTracing メトリックから除外される接続が含まれます。 これらのメトリックには、NIODatagramTracing メトリックから常に除外される内部 NIO ソケットも含まれます。

PersistentSessionTracing

HTTP セッションの設定

フル: オン

標準: オン

RMIClientTracing

RMI クライアント メソッド呼び出し

フル: オン

標準: オン

RMIServerTracing

RMI サーバ メソッド呼び出し

フル: オン

標準: オン

ServerInfoTracing

サーバ情報の設定

フル: オン

標準: オン

SessionBean3Tracing

セッション EJB 3.0 メソッド呼び出し

フル: オン

標準: オン

SessionBeanTracing

セッション EJB メソッド呼び出し

フル: オン

標準: オン

SocketTracing

ネットワーク ソケット帯域幅および SSL トラッキング

フル: オン

標準: オン

StrutsTracing

Struts フレームワークのアクションの実行回数

フル: オン

標準: オン

SuperpagesSessionTracing

HTTP セッションの設定

フル: オン

標準: オン

ThreadPoolTracing

スレッド プールの設定

フル: オン

標準: オン

UDPTracing

ユーザ データグラム プロトコル(UDP)ソケット帯域幅

フル: オン

標準: オン

UnformattedSessionTracing

HTTP セッションの設定

フル: オン

標準: オン

EJB3MethodLevelTracing

メソッド レベルでの EJB 3.0 アクティビティ

フル: オン

標準: オフ

EJBMethodLevelTracing

メソッド レベルでの EJB アクティビティ

フル: オン

標準: オフ

FileSystemTracing

書き込みおよび読み取りされたファイル システムのバイト数

フル: オン

標準: オフ

JAXMListenerTracing

JAXM メッセージの送信

フル: オン

標準: オフ

JNDITracing

JNDI の参照回数

フル: オン

標準: オフ

JSPDBTagsTagLibraryTracing

SQL データベースとの間で読み書きするための Jakarta DB タグのカスタム タブ ライブラリ

フル: オン

標準: オフ

JSPIOTagLibraryTracing

さまざまな入出力タスクの Jakarta IO カスタム タグ ライブラリ

フル: オン

標準: オフ

JTACommitTracing

JTA を使用するコミット回数

フル: オン

標準: オフ

ThreadTracing

クラス別のアクティブ スレッド数

フル: オン

標準: オフ

XMLSAXTracing

XML ドキュメントの解析にかかる時間

フル: オン

標準: オフ

XSLTTracing

XML 変換時間

フル: オン

標準: オフ

CatchException

例外の設定

フル: オフ

標準: オフ

FormattedSessionTracing

HTTP セッションの設定

フル: オフ

標準: オフ

HTTPAppServerAutoProbeServletTracing

HTTP サーブレットの設定

フル: オフ

標準: オフ

HTTPSessionTracing

HTTP セッションの設定

フル: オフ

標準: オフ

JSPTagLibraryTracing

カスタム JSP タグの処理時間

フル: オフ

標準: オフ

ManagedSocketTracing

ネットワークの設定

フル: オフ

標準: オフ

ThrowException

例外の設定

フル: オフ

標準: オフ

通常は、デフォルトのトグル PBD ファイルを編集しないでください。 しかし、特定のトレーサ グループをオンまたはオフにすることによって、メトリックの収集を細かく指定することができます。 Tracer グループは、トグル ファイルで以下の方法によって変更できます。

トレーサ グループは、オンに設定されており TurnOn キーワードによってアクティブ化されている(コメント解除されている)場合のみ情報をレポートします。

注: Java エージェントは EJB (2.0 以降)のインスツルメンテーションをサポートしています。 EJB と関連付けられたトレーサ グループをオンまたはオフにして、メトリック収集を調整します。 アプリケーション問題切り分けマップでの EJB のサポートは、セッション Bean とエンティティ Bean のみを対象とします。 メッセージ駆動型 Bean はサポートされていません。