前のトピック: クラスタ化情報の指定次のトピック: インストール時の監視オプションの指定


Enterprise Manager ストレージおよび JVM 情報の指定

以下の手順に従います。

  1. [Enterprise Manager トランザクション ストレージ]ウィンドウで、トランザクション イベント データを保存する日数を指定し、[次へ]をクリックします。

    トランザクション トレース ストレージ期間の割り当てに関しては、データの保存時間を長くすると、システム オーバヘッドおよび必要なディスク容量が増加してしまうことを念頭に置いてください。

  2. トレース データ ストレージ用のディレクトリを指定し、[次へ]をクリックします。

    使用可能なディスク領域の最大値を設定できます。 Introscope で保存されるトランザクションの数および Introscope によるデータの保存期間上の理由からディスク領域が問題となる場合に、このオプションが役に立ちます。

    デフォルトでは、トランザクション イベント データベースは <EM_Home>/traces ディレクトリに作成されます。 必要な保存容量に応じて、ディスク空き容量の最大値を指定することもできます。

    : ディスク空き容量の最大値によって、Introscope がどの時点で履歴データの削除を開始するかが決定されます。 当日のデータ(ライブ データ)は最大値の計算に含まれます。 データの上限に到達すると、Introscope は履歴データの削除を開始します。ライブ データは削除されません。

  3. SmartStor およびスレッド ダンプ データ用のディレクトリを指定し、[次へ]をクリックします。 デフォルトのディレクトリ名は data です。

    SmartStor では、データベースを必要とすることなく、このディレクトリにすべての Introscope データが継続的に記録されます。

    注: SmartStor データの保存用に別の専用ディスクまたは I/O サブシステムを使用し、Enterprise Manager のパフォーマンスに影響が及ばないようにしてください。 SmartStor のサイジング情報については、「CA APM サイジングおよびパフォーマンス ガイド」、およびスプレッドシート SmartStorSizing.xls を参照してください。

    注: SmartStor 用とスレッド ダンプ用のディレクトリを別々のドライブにインストールすることをお勧めします。

    [JVM 設定の構成]ウィンドウで[はい]を選択すると(手順 4)、[Enterprise Manager 詳細 JVM 設定]ウィンドウが開きます。 それ以外の場合は、監視オプションの指定に進みます。

  4. Introscope を実行するために使用する Java 実行ファイルを指定し、JVM の適切なコマンド ライン引き数を指定します。

    続行するには[次へ]をクリックしてください。