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個々の SQL スクリプトの実行による APM データベース スキーマの管理

多くの場合、CreateSchema または dbdrop プログラムのようなラッパー プログラムを使用して、Oracle 環境の APM データベース スキーマ オブジェクトを作成または削除することができます。 これらのプログラムは SQL スクリプトを個々に呼び出して、テーブルやビューの作成または制約の追加などのような特定のオペレーションを実行します。 ユーザはこれらのラッパー プログラムを使用せずにスクリプトを個別に使用して、より柔軟に APM データベース スキーマを管理することもできます。 たとえば、種々のスキーマおよびデータベースを管理するためのスクリプトとプロセスのリポジトリをすでに設置している場合、現在使用しているリポジトリおよび管理プロセスに APM データベース オブジェクト管理用スクリプトを追加したい場合があります。

: Oracle 上の APM データベースをマイナー リリースまたはパッチ リリースにアップグレードするには、データベース アップグレード スクリプトを実行します。

APM データベース スキーマ オブジェクト管理用の個々の SQL スクリプトは、デフォルトでは <EM_Home>/install/oracle/database-scripts ディレクトリにインストールされます。

個々の SQL スクリプトを以下の順序で実行することで、既存のスキーマの DROP を行うことができます。

<EM_Home>/install/oracle/database-scripts/dropprocedures-oracle-<バージョン>.sql 
<EM_Home>/install/oracle/database-scripts/dropsequences-oracle-<バージョン>.sql 
<EM_Home>/install/oracle/database-scripts/dropsequences-apm-oracle-<バージョン>.sql 
<EM_Home>/install/oracle/database-scripts/dropviews-oracle-<バージョン>.sql 
<EM_Home>/install/oracle/database-scripts/droptables-apm-oracle-<バージョン>.sql 
<EM_Home>/install/oracle/database-scripts/droptables-oracle-<バージョン>.sql 
<EM_Home>/install/oracle/database-scripts/dropquartz-1.5.1-oracle-<バージョン>.sql

dropdb.sh または dropdb.bat ファイルを使用せずに上記のスクリプトを実行する場合は、上記のスクリプトを実行した後に Oracle APM ユーザのごみ箱を空にします。

個々の SQL スクリプトを以下の順序で実行することで、新規の Oracle スキーマの CREATE を行うことができます。

<EM_Home>/install/oracle/database-scripts/createtables-oracle-<バージョン>.sql
<EM_Home>/install/oracle/database-scripts/createsequences-oracle-<バージョン>.sql
<EM_Home>/install/oracle/database-scripts/addindexes-oracle-<バージョン>.sql
<EM_Home>/install/oracle/database-scripts/addconstraints-oracle-<バージョン>.sql
<EM_Home>/install/oracle/database-scripts/addviews-oracle-<バージョン>.sql
<EM_Home>/install/oracle/database-scripts/procedures-oracle-<バージョン>.sql
<EM_Home>/install/oracle/database-scripts/defaults-oracle-<バージョン>.sql
<EM_Home>/install/oracle/database-scripts/initdb-oracle-<バージョン>.sql
<EM_Home>/install/oracle/database-scripts/create-apm-tables-oracle-<バージョン>.sql
<EM_Home>/install/oracle/database-scripts/create-apm-sequences-oracle-<バージョン>.sql
<EM_Home>/install/oracle/database-scripts/add-apm-indexes-oracle-<バージョン>.sql
<EM_Home>/install/oracle/database-scripts/add-apm-constraints-oracle-<バージョン>.sql
<EM_Home>/install/oracle/database-scripts/apm-procedures-oracle-<バージョン>.sql
<EM_Home>/install/oracle/database-scripts/quartz-1.5.1-oracle.sql

個々の SQL スクリプトを実行して APM データベース スキーマを手動で作成する方法

  1. 運用環境に応じて、コマンドまたはターミナル ウィンドウを開きます。
  2. <EM_Home>/install/oracle/database-scripts ディレクトリに移動します。 例:
    cd <EM_Home>/install/oracle/database-scripts
    
  3. コマンド ラインから SQL*Plus を開始するか、または Oracle Enterprise Manager を使用し、必要に応じてデータベース インスタンスに接続します。
  4. 個々の SQL スクリプトを以下の順序で実行することで、APM データベース用の新規の Oracle スキーマの作成を行うことができます。
    createtables-oracle-<バージョン>.sql
    createsequences-oracle-<バージョン>.sql
    addindexes-oracle-<バージョン>.sql
    addconstraints-oracle-<バージョン>.sql
    addviews-oracle-<バージョン>.sql
    procedures-oracle-<バージョン>.sql
    defaults-oracle-<バージョン>.sql
    initdb-oracle-<バージョン>.sql
    create-apm-tables-oracle-<バージョン>.sql
    create-apm-sequences-oracle-<バージョン>.sql
    add-apm-indexes-oracle-<バージョン>.sql
    add-apm-constraints-oracle-<バージョン>.sql
    apm-procedures-oracle-<バージョン>.sql
    quartz-1.5.1-oracle.sql
    

    たとえば、APM データベース スキーマ テーブルを作成するには以下のスクリプトを実行します。

    start createtables-oracle<バージョン>.0
    

    : データベースをマイナー リリースまたはパッチ リリースにアップグレードするには、データベース アップグレード スクリプトを実行します。

    SQL*Plus の開始または SQL スクリプトの実行の詳細については、使用している Oracle データベースのドキュメントを参照してください。