Introscope の多層アーキテクチャのため、インストールするコンポーネントごとに別々の Introscope インストーラがあります。 Introscope コンポーネントはさまざまなプラットフォームで実行されるため、どのマシンにどのコンポーネントをインストールするかは、デプロイ計画によって異なります。
Introscope インストーラは、新規インストールを実行するかまたは既存のインストールをアップグレードする場合に使用します。
アップグレード時に、カスタマイズおよびその他の成果物を既存のインストール環境からバックアップしてリストアできます。
Introscope インストーラでは、以下のような主要な設定のデフォルト値が提供されます。
デフォルト設定をそのまま使用するか、必要に応じて値を指定します。
インストール中に指定する設定のほとんどは永続プロパティ ファイルか、インストール後に手動で編集できる設定情報です。 ほとんどの構成ファイルは <EM_Home>¥config ディレクトリにあります。
以下のように複数の Introscope インストーラが利用できます。
Enterprise Manager インストーラは Enterprise Manager、WebView、ProbeBuilder、およびデータベース(SmartStor、トランザクション イベント、ベースライン、および APM のデータベース)をインストールします。
このインストーラは拡張機能に必要なファイルも提供し、これらのファイルを設定して拡張機能を使用できるようにします。 すべてのコンポーネントをインストールするか、インストールするコンポーネントを任意に選択することができます。 拡張機能の有効化と設定方法に関する詳細は、それぞれの拡張機能のガイドを参照してください。
Introscope Workstation インストーラは Introscope Workstation のみをインストールし、既存の Enterprise Manager へ接続します。 また、ChangeDetector 用のいくつかのファイルもインストールします。
Environment Performance Agent (EPAgent)またはスタンドアロンの拡張機能をインストールするには、スタンドアロン エージェント インストーラを使用します。
Enterprise Manager またはエージェントのほかに、一部の拡張機能では Java または .NET Agent とは別にインストールするコンポーネントがあります。 たとえば、これらのコンポーネントでは、Web サーバまたはデータベースがインストールされている場所に、ファイルがインストールされていることが必要です。 スタンドアロン エージェント インストーラを使用して、これらの追加コンポーネントをインストールします。
スタンドアロン エージェント インストーラは、指定された拡張機能に対して、Enterprise Manager のいくつかの初期設定を実行します。 拡張機能を有効にするには、拡張機能のユーザ ガイドでインストール後の設定方法を参照してください。
Workstation のオンライン インストールおよび自動更新を有効にして、エンド ユーザが Enterprise Manager と同じバージョンの Workstation を持つようにします。
このインストーラは、SAP が Introscope コンポーネントを配布する SAP NetWeaver ユーザ向けです。 SAP インストーラは、特定のカスタマイズ ファイル、ポート、SAP 独自のコンポーネントにバンドルされています。
エージェント インストールの詳細については、「CA APM Java Agent 実装ガイド」および「CA APM .NET Agent 実装ガイド」を参照してください。
デフォルトのポート割り当て以外の設定を指定する場合、またはバンドルされている JVM を指定する場合は、インストールを開始する前に、使用する値を決定します。
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