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NPC/CAPC のアプリケーション データ表示方法

NetQoS Performance Center (NPC)/CA Performance Center (CAPC)上のアプリケーション データは、CA APM によって収集されたアプリケーションの稼働状況データを表します。 Web サービス統合ブリッジを使用することによって、データが NPC/CAPC で利用できるようになります。 CA APM は種々のアプリケーション コンポーネントで実行される個々のメソッドのパフォーマンスを測定することにより、アプリケーションの稼働状況を監視します。 アプリケーション コンポーネントのバイト コードに挿入されたプローブは、エージェントにデータをレポートします。エージェントはその後、データを Enterprise Manager にレポートします。 JMX および PMI のようなそのほかのサブシステムもまた、エージェントにより収集されるデータをレポートします。 Enterprise Manager は、これらのデータを、アプリケーション サブシステムの多くのポイントで測定されたアプリケーション パフォーマンスを表すメトリックに、コンパイルします。 CA APM は、アプリケーションに関連する観測されたトランザクションに基づいて、アプリケーション、ビジネス サービス、および ビジネス トランザクションを関連付けます。

NPC/CAPC では、選択した期間に対してドリルダウン方式でアプリケーション稼働状況およびパフォーマンス ステータス データが表示されます。 CA APM を NPC/CAPC にデータ ソースとして登録すると、[アプリケーション サマリ]レポートまたは[ビジネス サービス サマリ]レポートからアプリケーション データにアクセスできます。 これらのレポートから、障害までドリルダウンできます。

アプリケーションの稼働状況およびパフォーマンスのステータス データは、以下のカテゴリに分類されます。

アプリケーション

CA APM によって監視されるアプリケーションの稼働状況ステータスが示されます。 アプリケーションを選択すると、監視されているビジネス サービスが表示されます。

ビジネス サービス

選択したアプリケーションのビジネス サービスの稼働状況ステータスが示されます。 ビジネス サービスを選択すると、CA APM によって監視されているビジネス トランザクションが表示されます。

ビジネス トランザクション

選択したビジネス サービスのビジネス トランザクションの稼働状況ステータスが示されます。 BusinessTransaction を選択すると、カスタマ エクスペリエンス メトリック(UI 上に RTTM として表示されます)、および BusinessTransaction コンポーネント(BTC)のメトリックおよびインシデントが表示されます。

インシデント

トランザクション タイプおよび障害タイプに基づいて関連付けされる障害のグループが示されます。 インシデントを選択すると、最新の N 個(N の最大値 = 10)の障害が表示されます。

障害

各障害に固有の情報が表示されます。 各障害に関連する Web サーバ IP アドレスまたはクライアント IP アドレスを選択すると、それぞれのサーバ アドレスまたはクライアント アドレスの検索結果ページが表示されます。

注: NetQoS Performance Center/CA Performance Center およびその UI コンポーネントについては、「CA CA Performance Center 管理者およびユーザ ガイド」を参照してください。