[問題分析]サンプル ダッシュボード内のアラート インジケータおよび基になるメトリックを確認することにより、アプリケーション パフォーマンスの問題を分析できます。
次の手順に従ってください:
問題分析(*SuperDomain 内のサンプル)
監視対象のアプリケーションの合計応答時間を表示します。 Average Response Time (平均応答時間)をほかのメトリックの変化と組み合せて、傾向を分析することで、問題を識別することができます。
監視対象のアプリケーションの処理能力を表示します。
バックエンド システムを含む、アプリケーションの全コンポーネントにおけるストールを表示します。
ストールは、実運用アプリケーションの多くの問題の原因を特定するための重要なメトリックです。 監視対象のアプリケーションにリクエストが行われたけれども、アプリケーションが 30 秒以内に応答しない場合にストールが発生します。 実運用環境で発生するストールの原因のほとんどは、リクエストに対して、バックエンド システムが応答を停止したことにあります。
CA Introscope® は、アプリケーションが接続するバックエンド システムを自動的に識別し、それらのシステムでストールが発生していないかどうかを監視します。 ただし、バックエンド システムが見つからない場合は、そのシステムが監視されないままになります。
監視されていないバックエンド システムでストールが発生すると、アプリケーションで派生的に発生したストールによって、ストールが発生していることは認識されますが、原因を特定することはできません。 このような場合は、[上位並行処理ソケット通信数]グラフを使用して、問題の原因を特定できます。
ソケット並行処理メトリックの結果を表示します。
ソケット並行処理メトリックには、リーダおよびライタの 2 種類があります。 リーダ メトリックとは、バックエンド システムがソケットを介してデータを返信するのを待っているアプリケーション内のリクエストの数のことです。 ライタ メトリックとは、バックエンド システムがソケットを介してデータを受信するのを待っているアプリケーション内のリクエストの数のことです。
アプリケーション内のストールが、CA Introscope® が識別しないバックエンド システムによって引き起こされた場合、並行処理ソケット リーダまたはライタを確認すると、原因システムを特定できることがよくあります。
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