最新のアプリケーションは、多くの場合、異なる層で実行されるプロセスが互いを呼び出す多層構成です。 フロントエンド アプリケーション プロセスで発生するパフォーマンスの問題は、しばしば、それが使用するバックエンド プロセスで発生する問題によります。 フロントエンド プロセスの追跡は、問題の原因を特定するには十分ではありません。 また、呼び出しているバックエンド プロセスを特定するのは非常に困難です。
プロセスにまたがるトランザクション追跡は、フロントエンド アプリケーションの追跡イベントを、バックエンド プロセスの対応する追跡イベントに関連付けることによってこの問題を解決します。 CA Introscope Workstation を使用して、問題のフロントエンド トランザクション追跡イベントを表示することによって、バックエンド プロセスの問題を診断します。 次に、追跡イベントを使用して、対応するバックエンド追跡イベントを検索します。
バックエンド追跡は、その問題の原因を特定する情報の「いつ、どこで、なぜ」を提供します。 提供される情報には、サーバ名、トランザクション プロセッサ、作業単位 ID、トランザクション ID、および内部トランザクション タイミングが含まれます。
プロセスにまたがる追跡は、適切なフロントエンド エージェントとバックエンド エージェント、およびトレーサがインストールされている場合に有効になります。 トレーサのインストールの詳細については、拡張機能のインストールおよび設定の章を参照してください。
バック エンドは、以下のような外部システムです。
フロント エンドは、以下のような着信要求を最初に処理するアプリケーションのコンポーネントです。
フロントエンド トランザクションがバックエンド トランザクションを呼び出す場合、2 つの追跡イベントが作成され、CA Introscope EM に送信されます。 1 つはフロントエンド エージェントから作成され、もう 1 つはバックエンド CA APM Cross-Enterprise エージェントから作成されます。 追加のバックエンド追跡は、フロントエンド アプリケーションが作成する追加の各バックエンド呼び出しに対して生成されます。 CA Introscope Workstation は、[追跡ビュー]タブにこれらの追跡をすべて表示できます。 フロントエンド追跡イベントを選択すると、CA Introscope Workstation は、相関しているすべてのバックエンド追跡を取得し、同じペイン上に表示できます。 また、バックエンド追跡イベントを選択すると、フロントエンドおよびすべての相関するバックエンド追跡を一緒に表示できます。
CTG および Web サービスのフロントエンド トレーサは、フロントエンド追跡に一意の相関識別子を付加します。 この識別子は、CICS へのバックエンド呼び出しを同じ相関識別子で修飾します。 この修飾では、監視対象のフロントエンド トランザクションから発生しているものとしてフロントエンド トランザクション呼び出しにフラグを付け、一意の識別子を付加します。 CA APM Cross-Enterprise は、同じ相関識別子を対応する CICS バックエンド追跡に追加します。 CA Introscope Workstation は、フロントエンドおよびバックエンド追跡イベントで一意の識別子を使用して、対応するフロントエンド追跡またはバックエンド追跡を取得して表示します。 CICS トランザクションは、CTG および Web サービスを使用してのみ呼び出すことができます。
MQ フラグと MQ メッセージのフロントエンド トレーサは、監視対象のアプリケーションから取得します。 MQ 追跡は、MQ メッセージ ID または相関 ID、またはそれら両方で相関しています。 MQ メッセージ ID または相関 ID は、フロントエンド MQ 追跡とバックエンド追跡の間を関連付ける一意の識別子を提供します。 トランザクションの呼び出しに使用される通信方法が MQ の場合、CICS トランザクションと IMS トランザクションの両方のバックエンド追跡にこの相関 ID があります。
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