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8.x データから 9.x へのアップグレード

SmartStor ツール コマンドを使用して、SmartStor データを 8.x エージェントから 9.x に更新できます。

このツールは、8.x フロントエンドおよびバックエンド メトリック ID を 9.x フロントエンドおよびバックエンド メトリック ID で更新します。 これにより、アプリケーション問題切り分けマップに重複したメトリックが表示されなくなります。

Enterprise Manager とエージェントを 9.x にアップグレードしてから、アップグレード コマンドを使用します。

アップグレード コマンドを使用した 8.x データのアップグレード

以下の手順に従います。

  1. Enterprise Manager をシャットダウンします。
  2. コマンド プロンプトから、<EM_Home>/tools ディレクトリを参照します。
  3. SmartStor データ ディレクトリをバックアップします。
  4. ソースとデスティネーションのディレクトリ パスを指定して、upgrade コマンドを実行します。

    以下の構文および引数を使用します。

    構文:
    upgrade <sourceDir> <destDir>
    
    引数
    • sourceDir - SmartStor 8.x メトリックが含まれる既存のディレクトリへのパス
    • destDir - 新しいディレクトリへのパス

    注: 新しいディレクトリはユーティリティによって処理中に作成されます。 あらかじめ作成しないでください。

    例:
    C:¥Program Files¥CA APM¥Introscope<new_version(9.X)>¥tools>SmartStorTools.bat upgrade C:¥Program Files¥CA APM¥Introscope<新しいバージョン(9.X)>¥data C:¥Program Files¥CA APM¥Introscope<新しいバージョン(9.X)>¥upgradeddata
    
  5. IntroscopeEnterpriseManager.properties ファイルを編集して、SmartStor ディレクトリをデスティネーション ディレクトリのそれに設定します。
    1. 編集するために <EM_Home>/config/IntroscopeEnterpriseManager.properties を開き、「SmartStor Settings」セクションを見つけます。
    2. introscope.enterprisemanager.smartstor.directory の値をデスティネーション ディレクトリに設定します。

      デフォルト値は data です。 これは、<EM_Home>/data/ を表します。

  6. Enterprise Manager を再起動します。