高度なフィルタの作成

このセクションの例に基づいて高度なフィルタを作成できます。

IP アドレスの範囲でフィルタする方法

以下の例では、10.11.28.23 ～ 10.11.28.32 の範囲の IP アドレスを使用してフィルタする方法を示します。

([10.11.28.23]..[10.11.28.32]).

注： 1 バイトしか変わらないとき、この範囲は最適に動作します。変化が 1 バイトを上回る場合、リソースを使い果たす可能性があります。

サブネットマスクを使用してフィルタする方法

以下の例では、サブネットマスクを使用してフィルタする方法を示します。たとえば、192.168.1.x アドレス（x の値は重要ではありません）をフィルタする場合は、以下のフィルタを使用します。
```
mIPv4SrcAddr=={[FF.FF.FF.00]:[192.168.1.0]}
```
以下の例は、マスクで 1 であるビットのみを比較します。たとえば、サブネットが 10.20.30.0 ～ 10.20.33.255 だった場合は、以下のフィルタを使用します。
```
{[FF:FF:FA:00]:[10.20.30.0]} 
```
最後のバイトは、前のバイトの 2 ビットと同様にマスクされます。

複数のポートでフィルタする方法

以下の例では、2 つのポートでフィルタする方法を示します。

mTcpSrcPort == 43,80

注： 1 バイトのみが変わっている限り、最大 8 つの項目を指定できます。また、それは 1 つのフィルタリソースのみを使用します。