クロス クラスタ データ ビューア(CDV)は、複数のクラスタ内の複数のコレクタからエージェントおよびカスタマ エクスペリエンスのメトリック データを収集することに特化した Enterprise Manager です。 CDV Workstation を使用すると、コレクタによって提供されるエージェント メトリックおよびカスタマ エクスペリエンス メトリックの統合ビューを表示するためのダッシュボードを作成して表示できます。 コレクタは組織のさまざまなデータ センターに配置できます。 各コレクタは、複数の CDV に接続可能であるため、異なる CA APM クラスタにレポートしているアプリケーションを柔軟に監視および表示できます。
それぞれに独自のクラスタを持つ複数の CA APM を大規模にデプロイしている場合、CDV Workstation を使用することによって各クラスタ内のアプリケーションを監視できるようになります。 この機能により、アプリケーションの問題が発生しているクラスタを特定できます。
注: エージェントは CDV に接続しません。
CDV に接続されているコレクタの図を参照する場合、CDV Workstation APM ステータス コンソール内の Enterprise Manager マップを表示できます。
注: APM ステータス コンソールの使用方法の詳細については、「CA Introscope Workstation ユーザ ガイド」を参照してください。
重要: コレクタおよび CDV 9.1 で有効: すべてのコレクタおよび CDV は、バージョン 9.1 以降の同じバージョンである必要があります。 CDV は、異なるバージョンの CDV またはコレクタが混在しているクラスタ内のコレクタには接続できません。
コレクタはそれぞれ、introscope.enterprisemanager.collector.cdv.max プロパティで設定されたさまざまな数の CDV に接続できます。 これにより、CA APM 管理者または triager (切り分け担当)が、複数アプリケーションの監視ビューを提供するダッシュボードを作成できます。 たとえば、CA APM 環境は以下のクラスタおよび Enterprise Manager から構成されます。
CA APM 管理者は以下のように 3 つの CDV を設定します。
コレクタ セットの 1 つを監視するように、CDV を設定できます。 コレクタが別のクラスタ内にあってもかまいません。
以下の手順に従います。
重要: コレクタおよび CDV 9.1 で有効: すべてのコレクタおよび CDV は、バージョン 9.1 以降の同じバージョンである必要があります。 CDV は、異なるバージョンの CDV またはコレクタが混在しているクラスタ内のコレクタには接続できません。
コレクタごとに、以下のプロパティを定義します。各プロパティの <emName> は、コレクタの同じ任意の識別子です。
接続プロパティを個別に設定した場合、これらはホット設定サービスを使用して有効になります。
introscope.enterprisemanager.clustering.mode プロパティには、Enterprise Manager の再起動が必要です。
CA APM 管理者および triager (切り分け担当)は、CDV Workstation ダッシュボードおよび Investigator メトリック ブラウザ ツリー内に設定されたコレクタのすべてからエージェント メトリック データを表示できます。
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