このプロパティでは、Enterprise Manager の SmartStor 持続時間を重要イベントと見なすミリ秒数(ms)の制限を定義します。 このプロパティがしきい値に到達するか、またはそれを超過すると、Enterprise Manager は APM ステータス コンソールの[重要イベント]テーブル ビューにそれを通知します。
このプロパティは、Enterprise Manager の SmartStor Duration (ms) メトリックの監視に基づいています。 3500 ミリ秒より長い SmartStor 持続時間は、Enterprise Manager のリソースに問題があることを示します。 SmartStor 持続時間と Enterprise Manager のパフォーマンスについては、「CA APM サイジングおよびパフォーマンス ガイド」を参照してください。
このプロパティは、クラスタ内のすべてのコレクタまたはスタンドアロン Enterprise Manager に適用されます。
3500
introscope.enterprisemanager.smarstor.duration=3500
さまざまなエージェントから収集されたリソース メトリック カテゴリは、Workstation 内でレポートされます。 リソース メトリック カテゴリは事前に定義されています。 事前に定義されたリソース メトリック グループの追加や削除はできませんが、管理者権限がある場合は、各リソース メトリック グループに関してレポートされるデータを指定するリソース メトリック マッピングを追加、変更、削除できます。
リソース メトリックをリソース メトリック カテゴリにマップする方法
threads.used.path.1=Tomcat|ThreadPool|getCurrentThreadsBusy.path.1=CPU:Processor Count
ここで、memory.utilization はメトリックの名前であり、CPU:Processor Count はそのデフォルトのメトリック パスです。
cpu.utilization.path.1=Non Existent metric cpu.utilization.path.2=CPU|Processor 0:Utilization % (aggregate)
同じメトリック グループ内で複数のパスを使用することにより、同じ名前で異なるパスを持つメトリックを設定します。 これにより、たとえば、フロントエンドをデプロイした異なるアプリケーション サーバから同じメトリックを取得できます。
新しくマップされたリソース メトリック値が Workstation 内でレポートされます。
同じメトリックの複数のインスタンス用に設定された ResourceMetricMap.properties ファイルの例
Threads in Use メトリックの複数のインスタンスがクラスタ内の 3 つのコレクタを指すように設定されている ResourceMetricMap.properties ファイルのセクションを以下に示します。
#CPU Utilization
cpu.utilization.path.1=CPU:Utilization % (process)
#Time Spent in GC
memory.utilization.path.1=GC Monitor|Percentage of Time Spent in GC during last 15 minutes
#Threads in Use
threads.used.path.1=WebSpherePMI|threadPoolModule|WebContainer:ActiveCount
threads.used.path.2=WebLogic|JMX Aggregate|Thread Pool:Waiting Request Count
threads.used.path.3=Tomcat|ThreadPool|default thread pool:getCurrentThreadsBusy
#JDBC Connections in Use
connections.used.path.1=WebSpherePMI|connectionPoolModule:WaitingThreadCount
connections.used.path.2=WebLogic|JMX Aggregate|JDBC Connection Pool:Waiting Thread Count
CPU Utilization は、使用中の CPU のサイズを測定します。
マッピングの例
cpu.utilization.path.1=CPU:Utilization % (process) cpu.utilization.path.2=Some other metrics path
Time Spent in GC は、ガベージ コレクタで費やされた時間を測定します。これは、その作業量がアプリケーションのパフォーマンスを大きく左右しているかどうかを理解するのに役立ちます。
マッピングの例
memory.utilization.path.1=memory utilization path
Threads in Use は、使用中のスレッドの数を測定します。
マッピングの例
threads.used.path.1=threads used path
JDBC Connections in Use は、アクティブな Java Database Connectivity インスタンスの数を測定します。
マッピングの例
connections.used.path.1=connections used path
Catalyst プロパティを使用すると、CA Catalyst データをロードし、Catalyst データからレポートされるアラートをフィルタリングできるように CA APM を設定できます。
CA Catalyst RESTful API ホスト名でこの必須プロパティを設定します。 この行のコメントを外した後、CA Catalyst に値を追加します。
デフォルト
このプロパティはデフォルトで無効になっています。
CA Catalyst Web アクセス用のプロトコルでこの必須プロパティを設定します。
例
catalyst.protocol = http
CA Catalyst Web アクセス用のポート番号でこの必須プロパティを設定します。
例
catalyst.port = 7070
CA Catalyst へのログインに使用されるユーザ名でこの必須プロパティを設定します。
例
catalyst.login = <CA Catalyst ユーザ名を入力します>
CA Catalyst へのログインに使用されるパスワードでこの必須プロパティを設定します。
例
catalyst.password = <CA Catalyst パスワードを入力します>
CA Catalyst RESTful API エントリ ポイント用の URL コンテキストでこの必須プロパティを設定します。
例
catalyst.rest.entrypoint = /ssaweb/search
CA Catalyst で新しいアラートをチェックする頻度を指定するには、このオプションのポーリング プロパティを設定します。
デフォルト
15 (秒)
例
catalyst.rest.alerts.pollingperiodsec = 15
CA Catalyst で仮想ホストの更新をチェックする頻度を指定するには、このオプション プロパティを設定します。
デフォルト
60 (秒)
例
catalyst.rest.virtualhosts.pollingperiodsec = 60
原因製品のベース URL アドレスでこのプロパティを設定します。
例
# Spectrum # catalyst.product.url = CA:00005->http[s]://<host>[:CA Portal]/spectrum/oneclick.jnlp?explorer={Entity.MdrElementID} # eHealth # catalyst.product.url = CA:00002->http[s]://<host>[:CA Portal]/{Alert.UrlParams} # Insight # catalyst.product.url = CA:00048->http[s]://<host>[:CA Portal] # NetQoS # catalyst.product.url = CA:00034->http[s]://<host>[:CA Portal]/npc/Default.aspx?pg={Alert.UrlParams}
Workstation にロードする CA Catalyst アラートの最大数を設定するには、このオプション プロパティを設定します。
デフォルト
250
例
catalyst.alert.filter.total = 250
CA Catalyst アラートを Workstation に表示する時間の長さを設定するには、このオプション プロパティを設定します。
デフォルト
72 (時間)
例
catalyst.alert.filter.time = 72
指定された製品のアラートをすべて除外するには、このオプション プロパティを設定します。
例
catalyst.alert.filter.products = CA:00030
Workstation に表示しない CA Catalyst アラート タイプを指定するには、このオプション プロパティを設定します。 アラート タイプを区切るにはコンマを使用します。
オプション
例
catalyst.alert.filter.types = Risk-Security,Compliance,Cost
Workstation に表示しない CA Catalyst アラート重大度を指定するには、このオプション プロパティを設定します。 2 つの重大度値の間にハイフン(-)を入れて範囲を定義するか、重大度値の右側または左側にハイフンを入れてオープン範囲を定義するか、コンマを使って複数の値を設定します。
デフォルト
Unknown
オプション
このプロパティには以下のオプションを設定でき、オープン範囲を使用できます。
例
catalyst.alert.filter.severities = -Unknown
ポーリングがキャンセルされるまで許可する CA Catalyst 障害の最大数を指定するには、このオプション プロパティを設定します。
デフォルト
10
例
catalyst.rest.maxFailures = 10
1 回の REST クエリで返される CA Catalyst アラートの最大数を指定するには、このオプション プロパティを設定します。
デフォルト
250
例
catalyst.rest.maxAlertsPerPage = 250
アラートに使用するスレッドの最大数を指定するには、このオプション プロパティを設定します。
デフォルト
2
例
catalyst.rest.alerts.threads = 2
仮想ホストに使用するスレッドの最大数を指定するには、このオプションのポーリング プロパティを設定します。
デフォルト
1
例
catalyst.rest.virtualhosts.threads = 1
CA Catalyst に使用するメモリ内エンティティ キャッシュのサイズを指定するには、このオプション プロパティを設定します。
デフォルト
3000 (メガバイト)
例
catalyst.entity.cache.size = 3000
エンティティ キャッシュの期限切れ時間を秒単位で指定するには、このオプション プロパティを設定します。
デフォルト
36000 (秒)
例
catalyst.entity.cache.expirationsec = 36000
CA Catalyst データベース アラートを Workstation に送信するには、このプロパティを設定します。 デフォルトでは、CA Catalyst データベース アラートは Workstation に送信されます。 CA Catalyst データベース アラートの送信を停止するには、設定を false に変更します。
デフォルト
true
デフォルト
catalyst.database.alerts.enabled=true
データベース接続文字列を CA Catalyst データベース パラメータにマップするファイルの場所を指定するには、このオプション プロパティを設定します。 デフォルトのマッピングが正しく動作しない場合にのみ、このプロパティを設定してください。
Microsoft SQL データベースの例
catalyst.database.map.name = CatalystDatabaseMap.txt
例:
^jdbc:sqlserver.+1433.* = deviaat011|apmtest|default ^jdbc:sqlserver.+1533.* = deviaat011|apmtest|testinstance
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