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クラスタ化および Enterprise Manager クロック同期

Enterprise Manager クラスタでは、コレクタ システム クロックと、MOM のクロック設定の差が 3 秒以内である必要があります。 起動時に、コレクタのクロックが MOM のクロックと同期していない場合、コレクタはクラスタに参加できません。 操作中に、以前同期したコレクタのクロックとの差が 3 秒を超えると、MOM は、そのコレクタからのデータの受け取りを拒否します。

MOM とコレクタ Enterprise Manager 間のクロック同期は自動的には行われません。

MOM とコレクタ Enterprise Manager のクロックの同期を維持するためには、すべての Enterprise Manager がそれらのクロックを定期的に NTP サーバと同期するように設定することをお勧めします。 コレクタのクロックと MOM のクロックの差が 3 秒を超えると、MOM のログ内のエラー メッセージに、MOM がそのコレクタからデータを受信しなくなっていることが記録されます。 この場合は、NTP サーバと同期する間隔を短くします。 クロック同期の後に Enterprise Manager を再起動する必要はありません。 MOM は、クロックが同期されていることを検出すると、自動的にコレクタに再接続します。

注: クラスタ内のすべてのマシンのクロックを一定間隔で同期する、タイム サーバ ソフトウェアを実行する必要があります。