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MOM がコレクタを管理する方法の理解

「Enterprise Manager のクラスタの設定」の説明に従って構成された MOM を起動すると、MOM は、管理する各コレクタに接続しようとします。

Investigator 内のすべてのエージェントには、Enterprise Manager ホストと呼ばれるメトリックが自動的に含まれています。 このメトリックは、クラスタ実行時に、エージェントが接続しているコレクタ Enterprise Manager を判別するのに役立ちます。

MOM は、コレクタとの接続に、設定済みの組み込みユーザ アカウントを使用します。 パスワードは、公開/秘密鍵による暗号化を使用して保護されます。 詳細については、「CA APM セキュリティ ガイド」を参照してください。

MOM が管理下のいずれかのコレクタに初めて接続するときに、認証エラー、不明なホスト名の例外、または java.rmi.ConnectIOException などの回復不可能なエラーが発生した場合、そのコレクタはクラスタから削除されます。次回 MOM を再起動するまで、MOM はそのコレクタとの接続を停止します。

接続中断などの回復可能なエラー、または java.rmi.ConnectionException の場合、MOM は 10 秒ごとに接続試行を繰り返します。

接続ステータスのログは、以下のように記録されます。

• ログ レベルが DEBUG の場合、接続失敗のスタック トレースがログに書き込まれます。
• ログ レベルが VERBOSE の場合は、最初から 10 回目まで再試行が連続して失敗したときに、メッセージがログに書き込まれます。失敗が 10 回続くと、失敗した接続試行をそれ以上ログに記録しないことを通知するメッセージがログに書き込まれます。
• メッセージは、MOM がコレクタに接続または再接続するたびにログに書き込まれます。

MOM は、実行されている限り、管理対象のコレクタをポーリングします。