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使用中のポートへの通信チャネルの再バインド

実際にはソケットを使用しているものが何もないのに、メモリが使用中になっているために、ソケットが使用できなくなっているような状態があります。 この状態の例としては、FIN_WAIT および TIME_WAIT などが挙げられます。

introscope.enterprisemanager.serversockets.reuseaddr のプロパティを使用すると、Enterprise Manager の通信チャネルを使用中のローカル ポートに再バインドできるようになります。 Enterprise Manager のソケットが使用不可の状態になっているが、Enterprise Manager を開始したい場合に、この機能を使用します。

注: このプロパティは、デフォルトでは有効化せずに、ソケットが使用不可の状態になっている場合のみに使用してください。 Enterprise Manager が開始した後は、ポートが使用されているのには正当な理由(同じマシン上のコレクタがポートにバインドされている場合など)があるので、このプロパティを無効化します。