重要: このトピックは CA APM のみに適用されます。 スタンドアロンの CA Introscope (TIM なし)を使用している場合は、このトピックをスキップしてください。
ほとんどの状況では、Enterprise Manager を再起動するのは、起動するのと同じです。 ただし、計画されたシャットダウンではなく、エラー状態で Enterprise Manager が停止した場合は、再起動前にいくつかのファイルの削除が必要になることがあります。
過負荷やファイル処理エラーが原因で Enterprise Manager がシャットダウン(クラッシュ)した場合、未処理のファイルが、<EM_Home>/cem/tess/badfiles ディレクトリに残っていることがあります。 これらのファイルが残っている状態で Enterprise Manager を再起動すると、再起動時にファイルが処理されます。 これらのファイルのエラーか、これらのファイルによって生じる負荷が原因でシャットダウンした場合、Enterprise Manager は再起動時に再びこれらのファイルを処理するため、再起動後すぐにもう一度クラッシュが発生する可能性があります。
これを解決するには、Enterprise Manager を再起動する前に、ディレクトリからファイルを削除します。
クラッシュ後に Enterprise Manager を再起動する方法
重要: この手順の説明に従ってファイルを削除すると、一部のデータが失われます。 失われる可能性があるのは、最新の障害詳細、カスタマ エクスペリエンス メトリック、および統計です。
削除対象のファイルは XML ファイルで、btstats-2010-01-05-23_26_13-172.16.252.20.xml や defect-12627339680000057712-172.16.252.20.xml などの名前が付いています。
TIM コレクション サービスなどの Enterprise Manager サービスについては、「Enterprise Manager サービスの配置」を参照してください。
Enterprise Manager 上の複数のクラッシュのトラブルシューティング
症状:
TIM コレクション サービスが実行されている Enterprise Manager がクラッシュし、再起動すると再度クラッシュします。
考えられる原因としては、TIM 関連のデータ ファイルによって Enterprise Manager に大きい負荷がかかっているか、これらのファイルにエラーが含まれています。
解決方法:
「予期しないシャットダウン後の再起動」に記載されている手順に従って、これらのファイルを削除します。
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