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UNIX への CA APM for Web Servers コンポーネントのインストール

CA APM for Web Servers を UNIX にインストールして設定するには、以下の手順を実行します。

手順 1: UNIX での Enterprise Manager のメイン インストーラの実行

手順 2: UNIX への CA APM for Web Servers エージェント コンポーネントのインストール

手順 3: UNIX での AgentConfig.properties ファイルの設定

手順 4: Web サーバを設定して統計を発行

手順 5: 監視対象の Web サーバの定義

手順 6: 管理モジュールとダッシュボードの有効化

手順 7: (オプション) ApacheCustomMetrics.xml ファイルのカスタマイズ

手順 8: UNIX 上での CA APM for Web Servers の起動

手順 9: UNIX 上での CA APM for Web Servers の停止

手順 10: オプション: UNIX 上での CA APM for Web Servers の再開またはステータスの確認

手順 1: UNIX での Enterprise Manager インストーラの実行

Enterprise Manager を使用して CA APM for Web Servers をインストールするには、Enterprise Manager インストーラを実行します。 Enterprise Manager インストーラは <IntroscopeHome>/examples/PowerPackForWebServers ディレクトリにファイルを配置します。 ¥examples ディレクトリ内の構成に基づいて、後でファイルを正しい場所に移動できます。

メイン インストーラの詳細およびインストーラ実行可能ファイルの場所については、「CA APM インストールおよびアップグレード ガイド」を参照してください。

Enterprise Manager インストーラは Enterprise Manager ホスト上に以下のファイルを配置します。

<IntroscopeHome>/examples/PowerPackForWebServers/config/modules/
PPWebServers_ManagementModule.jar

このファイルは CA APM for Web Servers 管理モジュールで、事前に設定されたダッシュボードが含まれます。

手順 2: UNIX への CA APM for Web Servers エージェント コンポーネントのインストール

CA APM for Web Servers エージェント情報をインストールし、初期設定するには、スタンドアロン エージェント インストーラを実行します。 このインストーラは、Enterprise Manager ホストおよびポート番号でエージェントを設定します。

CA APM for Web Servers は、エージェントを Web サーバにインストールして Web サーバ データを収集しませんが、Enterprise Manager にデータをレポートするために Introscope エージェントを使用します。

UNIX 上の WebServerAgent.profile ファイルへの設定変更は、Windows 上の WebServerAgent.profile ファイルと同じです。 「手順 2: Windows での CA APM for Web Servers エージェント コンポーネントのインストール」を参照してください。

UNIX 上の CA APM for Web Servers エージェント ファイル

Enterprise Manager インストーラは <PPWebServersHome> ディレクトリ内のエージェント ホストに以下のファイルを配置します。

AgentConfigTool.sh

エージェントのグローバル設定とトラストストア設定を設定するシェル スクリプト ファイル。

ServerVersionFinder.sh

指定された HTTP または HTTPS Web サーバ URL のサーバ ヘッダを検索するシェル スクリプト ファイル。

UpdateMonitorConfigFile.sh

古い WebServerConfig.xml を新しい形式にアップグレードするシェル スクリプト ファイル。

WebServerMonitor.sh

CA APM for Web Servers を起動、停止、または再起動するシェル スクリプト ファイル。

./config/AgentConfig.properties

CA APM for Web Servers エージェントのプロパティ。 以下のプロパティを、AgentConfigTool.bat ファイルに設定します。

./config/ApacheCustomMetrics.xml

標準メトリック リストにカスタマイズされたメトリック リストをマップするカスタマイズ可能なファイル。 このマッピングは、Apache Web サーバおよび Apache をベースにした Web サーバにのみ適用可能です。

./config/DiscoveryConfig.xml

Web サーバをスキャンするサブネットを指定するために使用される設定ファイル。

./config/WebServerAgent.profile

Web サーバ エージェントのプロファイル。

./config/WebServerConfig.xml

監視する Web サーバを指定するために使用される設定ファイル。

./lib/commons-logging-1.1.jar

CA APM for Web Servers エージェントの依存 JAR ファイル。

./lib/jline-0.9.9.jar

トラストストア パスワードをマスクするために使用される JAR ファイル。

./lib/PPWebServers.jar

CA APM for Web Servers JAR ファイル。

./lib/WebServerAgent.jar

Introscope Web サーバ エージェント。Enterprise Manager に Web サーバ統計を通知します。

./lib/commons-codec-1.3.jar

CA APM for Web Servers エージェントの依存 JAR ファイル。

./lib/ext/Supportability-Agent.jar

CA サポート によるデバッグに使用される Introscope エージェント拡張機能。

手順 3: UNIX での AgentConfig.properties ファイルの設定

AgentConfig.properties ファイルで CA APM for Web Servers のグローバル設定を指定できます。 このファイルには以下のプロパティがあります。

AgentConfig.properties ファイルを編集するには AgentConfigTool.sh ファイルを使用します。

AgentConfig.properties ファイルで指定されたデフォルト プロパティを使用している場合は、AgentConfigTool.sh ファイルを実行しません。

Web サーバが Non-Permissive モードで HTTPS を使用する場合は、Web サーバとの通信を確立するために使用されている有効な証明書のトラストストア パスおよびトラストストア パスワードを設定します。 トラストストア設定を設定するには、AgentConfigTool.sh ファイルを使用して AgentConfig.properties ファイルを編集します。 トラストストア パスワードは、AgentConfig.properties ファイルに暗号化された形式で格納されます。

AgentConfig.properties ファイルを設定する方法

  1. コンソールから ./AgentConfigTool.sh を実行します。 AgentConfig.properties ファイルを編集する別のオプションが表示されます。
  2. 編集するプロパティを選択します。
  3. 各プロパティの値を入力するように要求されます。
  4. コマンド プロンプトを終了するには、4 を入力して Enter キーを押します。

手順 4: Web サーバを設定して統計を発行

Introscope で Web サーバのパフォーマンス統計を確認するには、統計の発行を有効にする必要があります。

詳細:

手順 5: Web サーバを設定して統計を発行

手順 5: 監視対象の Web サーバの定義

UNIX 上で監視する Web サーバを定義する手順は、Windows 上で監視する Web サーバを定義する手順と同じです。

詳細:

手順 6: 監視対象の Web サーバの定義

手順 6: 管理モジュールとダッシュボードの有効化

UNIX 上で管理モジュールを有効にする手順は、Windows 上で管理モジュールを有効にする手順と同じです。

詳細:

手順 7: 管理モジュールとダッシュボードの有効化

手順 7: (オプション) ApacheCustomMetrics.xml ファイルのカスタマイズ

UNIX 上で ApacheCustomMetrics.xml ファイルをカスタマイズする手順は、Windows 上で ApacheCustomMetrics.xml ファイルをカスタマイズする手順と同じです。

詳細:

手順 8: (オプション) ApacheCustomMetrics.xml ファイルのカスタマイズ

手順 8: UNIX 上での CA APM for Web Servers の起動

CA APM for Web Servers を実行する方法

  1. コマンドライン プロンプトで以下の行を入力し、Enter キーを押します。
    ./WebServerMonitor.sh start
    

    重要: CA APM for Web Servers が起動すると、CA APM for Web Servers エージェントのプロセス ID は pids ディレクトリに格納されます。 このディレクトリまたはその内容を削除しないでください。 ディレクトリを削除すると、CA APM for Web Servers の現在のステータスが失われます。

  2. CA APM for Web Servers が起動し、AgentConfig.properties ファイルの agent.discovery および agent.automonitor のプロパティの設定に基づいて、以下のいずれかの方法で Web サーバの検出または監視を行います。

注: CA APM for Web Servers の起動時または停止時に発生するあらゆる問題については、.¥logs¥WebServerAgent.log ファイルを参照してください。

以上で、CA APM for Web Servers のインストールが完了しました。

手順 9: UNIX 上での CA APM for Web Servers の停止

CA APM for Web Servers が停止します。

手順 10: (オプション) UNIX 上での CA APM for Web Servers の再開またはステータスの確認

このコマンドによって、エージェント拡張機能の現在のステータスが示されます。

このコマンドによって、エージェント拡張機能の停止と起動が行われます。

注: エージェント拡張機能の起動時から、停止またはシャットダウンされるまでの、拡張機能に対するすべてのオペレーションに関する詳細については、.¥logs¥WebServerAgent.log ファイルを参照してください。 UNIX 内のシェル スクリプト WebServerMonitor.sh ファイルを実行して拡張機能を起動すると、WebServerAgent.log ファイルが ./logs フォルダ内に自動的に作成されます。