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SOA 依存マップの MQ アプリケーションの設定

SOA (Service-Oriented Architecture)依存マップでは、SOA 環境で相互依存関係のあるエージェント、サービス、およびオペレーションをグラフィカルに表示して把握できます。 SOA 依存マップは、パフォーマンス メトリックおよびメトリック、エラー、イベントの分析により自動的に生成される Web サービス エージェント、サービス、およびオペレーションの依存関係およびメトリックをリアルタイムで表示します。

標準 MQ/JMS 呼び出しが、Web サービス通信としてサポートされています。 WebSphere MQ コンポーネントを監視する場合、SOA 依存マップの Web サービスで使用される MQ 転送プロトコルを表示できます。 表示できるトランスポート プロトコルの一部を以下に示します。

Investigator ツリーの[WebServices]ノードを選択して[SOA 依存マップ]タブをクリックすることにより、WebSphere MQ オペレーションおよびプロセス定義の依存関係を表示できます。

WebSphere MQ が Web サービス トランザクションに含まれている場合に、SOA 依存マップ内のマップ ノードとして WebSphere MQ キュー マネージャも表示できます。

選択するノードによって、依存マップに表示されるコンテキストが決まります。

Investigator ツリーの[WebServices]をクリックし、コンテンツ タイプとして[サービス]タブを選択すると、依存マップに <ホスト名> の WebSphereMQ として MQ ノードが表示されます。 Investigator ツリーの[WebServices]をクリックし、コンテンツ タイプとして[オペレーション]タブを選択すると、依存マップに <キュー マネージャ名> として MQ ノードが表示されます。

重要: 統合 SOA 環境でのみ SOA 依存マップ内の WebSphere MQ コンポーネントを表示できます。 スタンドアロンの WebSphere MQ デプロイ環境では SOA 依存マップを表示できません。

SOA 依存マップで MQ コンポーネントを表示するには、IntroscopeAgent.profile ファイルを設定し、webspheremq.pbl ファイル内の関連する PBD ファイルを有効にします。

次の手順に従ってください:

  1. IntroscopeAgent.profile で、以下のプロパティを true に設定します。

    このプロパティの設定によって、クライアントで MQ/MQ JMS メッセージ ヘッダに相関識別子を挿入することが有効になります。

    このプロパティの設定によって、クライアントで MQ/MQ JMS メッセージ ヘッダの相関識別子を読み取ることが可能になります。

  2. webspheremq.pbl 内の webspheremq-extra.pbd のコメント化を解除して、SOA 依存マップの MQ コンポーネントのサポートを有効にします。
  3. 管理対象アプリケーションを再起動します。

注: 依存関係レベルの表示および非表示など、依存マップの操作の詳細については、「CA APM for SOA 実装ガイド」を参照してください。