パケット デデュプリケーションという用語は、スイッチ上のインターフェースをパケットが通過するときに同一トラフィックが複数回、レポートされることを指します。 すべてのポートからのトラフィックが Multi-Port Monitor に転送されるため、いくつかのポート ミラーリング設定で重複が発生することがあります。
重複パケットが存在すると、収集されるメトリックが不正確になることがあります。 重複パケットは再送信として表示されるので、パケット ロス統計に影響を与えます。
ベストプラクティスは、重複パケットを最小限にするか除去するようにミラー ポートを設定することです。 Multi-Port Monitor には、キャプチャ カードに適用されるパケット デデュプリケーション設定があり、デフォルトで有効になっています。 この設定により、処理済みパケットと重複しているように見えるパケットが破棄されます。
ポート ミラーリングの初期設定中は、一時的にパケット デデュプリケーションのグローバル設定を無効にできます。 この設定を無効にすると重複パケットを確認できるため、ミラーリング セッションから重複を除去するのに役立ちます。
デデュプリケーションのロジックは、指定した論理ポートで受信されたすべてのパケットに適用されます。 そのため、重複パケットが異なる論理ポートで受信されると、同一の VLAN からの重複パケットは破棄されません。 2 つの物理ポートを組み合わせて 1 つの論理ポート定義にする場合、以下の状況で重複が破棄されます。
2 つの物理ポートを組み合わせて 1 つの論理ポートにしない場合は、両方のパケットが保持されます。
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