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データ転送時間 = 0 （ピンポン アプリケーション）

「ピンポン」アプリケーションは、ほとんどまたはすべてのリクエストに単一のパケットのレスポンスを送信します。これは、アプリケーションの問題です。 管理コンソール は、クライアント データ リクエストへの最初のアプリケーション レスポンスと関連付けられたタイム スタンプからクライアント データ リクエストに対する最後のアプリケーション レスポンスと関連付けられたタイム スタンプを引くことにより、データ転送時間を計算します。 タイム スタンプが等しい場合、1 つのパケットのみがクライアント リクエストに応えてアプリケーションによって送信されたため、結果は 0 となり、クライアントが次のパケットをリクエストする前に、アプリケーション レイヤでこのパケットの受信を確認する必要があります。

トランザクション全体の完了に必要なデータ量が数十万から数百万バイトに達する場合、クライアントはパケットごとに 1 つ以上の NRTT が配信され、アプリケーションによって受領確認されるまで待機する必要があるため、これがアプリケーションにはスループットの大きな問題となる可能性があります。 クライアントが単一のリクエストでのすべてのデータを要求した場合、アプリケーションは、TCP のアクティブ ウィンドウで送信できるバイト数と同じバイト数を一度に複数パケットで送信して応答します。 これにより、データの転送に必要な往復数を大幅に減少させ、アプリケーションのパフォーマンスを引き上げます。

［データ転送時間］がゼロと等しい場合にこのシナリオを確認するには、次の手順に従います。

1. ［表示項目］メニューで、［レスポンス サイズ］をクリックします。
2. ［レスポンス サイズ別データ転送時間］ビューまでスクロールし、1.45 KB 未満のデータ転送（イーサネット フレームに基づく 1 つのセグメントまたはパケット）の数が以下のビューの最も顕著なバーであるかどうかを特定します。 これは、ほとんどのパケットに最低限のデータが含まれることを示します。