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パフォーマンスの低下原因の究明

ネットワーク上の別のアプリケーションがアクティブかどうかを判断します。

  1. [エンジニアリング]ページをクリックします。
  2. 任意の[レスポンス時間]ビューから以下の設定を選択します。
  3. [レスポンス時間構成]ビューで、このサーバ上の 管理コンソール によって監視されているすべてのアプリケーションを表示するには、青いハイパーテキストの[アプリケーション]リンクをクリックします。

    別のアプリケーションが結果のパフォーマンス マップに表示された場合、そのアプリケーションに対してこれらの手順を再度実行し、それがパフォーマンスの問題の原因かどうかを確認します。

    パフォーマンスの問題が報告されたのと同時に観測数が増加したかどうかが重要です。

  4. 他のアプリケーションが結果のパフォーマンス マップに表示されていない場合は、左向きの矢印を使用してメインの[エンジニアリング]ページに戻ります。 水平メニューから[トレンド]を選択し、このパフォーマンス イベントが過去数週間および数か月にわたり何らかのパターンを示しているかを確認します。 パターンが表示される場合、NetFlow の履歴データ、IP アカウンティング、またはプロトコル アナライザを使用して、アプリケーションが問題の時間にネットワークを飽和させていたかどうかを特定します。 履歴データが使用可能でない場合、突出した反復日時の問題の時刻を手動で確認し、問題の発生源のアプリケーションを特定します。

    ネットワーク上でプライマリ アプリケーションの問題を生じさせるアプリケーションの例は以下のとおりです。

ネットワークの信頼性が低下しているかの特定

  1. サーバに面するスイッチ ポートおよびサーバ NIC を確認し、以下のテーブルから二重化および速度設定が正しく設定され(以下のテーブルを確認すること)、エラーがないようにします。

サーバ

スイッチ

結果

自動

自動

全二重、自動速度

自動

手動

半二重、手動速度

手動

自動

半二重、手動速度

手動 - 完全

手動 - 完全

全二重、手動速度(同じ速度が両端上で設定されると仮定)

  1. NRTT が承認済みの値を超過したときに調査を開始するしきい値を 管理コンソール に設定し、設定上の問題またはネットワーク エラーのためにネットワークの信頼性が低下しているかどうかを特定します。 管理コンソール は、ルータおよびスイッチからの関連情報を自動的に収集します。
  2. ルータおよびスイッチのログ、インターフェース エラー、変更レコードを確認し、ネットワークの安定性に影響を及ぼす、ルーティングの分岐や回線エラーなど、ネットワークのイベントを見つけます。