サーバ レスポンス時間レポートには、クライアントによって行われたリクエストへの応答を開始するためにサーバが必要とする時間が表示されます。
ヒント: サーバ レスポンス時間データを表形式で表示した場合、テーブルの最下部の行には各列の平均/合計の統計が一覧表示されます。 ただし、平均/合計の統計は平均値から計算されます。 たとえば、[最小]列の平均/合計値は、[最小]列の平均値ではなく、実際には[平均]列の値の最小値です。
この値はサーバ速度、アプリケーション設計、およびリクエストのボリュームによる影響を受ける可能性があります。
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検索対象 |
考えられる事象 |
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サーバ レスポンス時間が増大する一方で観測数も増加した場合は、同一期間中に以下の測定値の増加が見込まれる。
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サーバの過負荷の明確な兆候です。 |
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サーバ接続時間が増大する一方での観測数が減少 |
このサーバ上で実行中の他のアプリケーションが 管理コンソール によって監視されているかどうかを確認します。 監視されている場合、それらのアプリケーションのサーバ レスポンス時間の増加に対応する観測数の増加を確認し、サーバ上の原因となったアプリケーション プロセスを特定します。 |
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サーバ上に監視対象アプリケーションがなく、観測数が減少する一方で、サーバ レスポンス時間が増加 |
別のアプリケーションがサーバ レスポンス時間に影響している場合があります。たとえば、サーバ上で実行中のバックアップ プログラムは、同時にアクティブになっているアプリケーションのレスポンス時間を増加させる可能性があります。 サーバ レスポンス時間の増加と観測数の減少のパターンを経時的に確認し、必要に応じて、他の運用チームと連絡をとるか、ネットワーク プロトコル アナライザを使用してサーバ上で実行中のどのアプリケーションがサーバ レスポンス時間の増加の原因となっているかを特定します。 |
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高いサーバ レスポンス時間 |
サーバに関して以下の問題のいずれかがあります。
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サーバ レスポンス時間が絶えず変化する |
大量のデータが定期的に発生しています。 |
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アプリケーションがリクエストの受信直後に作業を開始したことを示すレスポンスを送信しているが、サーバ レスポンス時間が常に遅い |
ユーザ操作性上の実際の遅延はデータ転送速度コンポーネントに現れます。 |
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