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しきい値、インシデントおよびインシデント レスポンス

しきい値は受け入れ可能なパフォーマンスの上限です。 しきい値は以下の理由で重要です。

しきい値はアプリケーションごとにデフォルトで存在します。 管理コンソール 管理者は、ネットワークおよびサーバのパフォーマンスのしきい値を設定します。 メトリックごとに、マイナー(黄色)しきい値、メジャー(オレンジ)しきい値、およびパフォーマンス低下を表示するのに必要な最小の観測数を定義します。

管理コンソール はデフォルトしきい値を計算します。 しきい値の計算には、ベースラインは使用されません、しきい値とベースラインは同じデータから別々に計算されます。 管理者は、パフォーマンス変更に対するしきい値の感度を増減することができます。

しきい値を超えると、管理コンソール はインシデントを作成し、設定されているインシデント レスポンスを起動します。 ネットワーク、サーバ、アプリケーションまたは 監視デバイス インシデント タイプごとに、インシデント レスポンスを設定することができます。 管理コンソール には、各インシデント タイプのデフォルト インシデント レスポンスが用意されています。

管理コンソール 管理者は、指定された期間に到達または違反する各しきい値に対するアクションと通知を設定できます。 管理者は、指定するインシデント レスポンスに対するアクションまたは通知を、以下の状況で行われるように指定できます。

管理コンソール は、各条件に対してインシデントをオープンします。 条件に対してアクションが存在する場合は、管理コンソール はそのアクションを自動的に起動します。

インシデント、インシデント レスポンスおよびアクションに関する以下の詳細を覚えておいてください。

インシデントおよびインシデント レスポンスは、以下の点でトラブルシューティングに役立ちます。

インシデント レスポンスには、アクションが含まれないか、1 つ以上のアクションが含まれます。 アクションは、通知または自動調査にすることができます。 作成できるインシデント レスポンスのタイプの詳細については、「管理者ガイド」を参照してください。