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SNMP トレース ルート データの分析

複数のホップのあるルートがレポートに表示されます。 詳細に分析するには、大きな遅延のあるホップのパフォーマンス統計を選択します。 一番右側の列の[レポート]アイコンをクリックします。 ルータの SNMP パフォーマンス レポートが新しいウィンドウで開きます。 ネットワーク インシデントについては、ネットワークの問題の根本原因を特定するためのチェックリストに従います。

  1. デバイスの CPU およびメモリ使用率を確認します。 メモリまたは CPU 使用率のいずれかが高い場合、ルータは大きな設定または過剰なパケット処理によって過負荷状態に陥っています。 エラーのあるパケットで CPU がオーバーフローしたときにデバイス上でウィルスが発生したり、DDOS 攻撃があると、多くの場合は CPU 使用率が高くなる可能性があります。

    CPU またはメモリ使用率を引き下げ、正常なパフォーマンス レベルに戻すには、デバイスのタイプに応じたトラブルシューティング プロセスに従います。

  2. すべてのインターフェースがすべて正し一覧表示され、ステータスが[稼働中]であることを確認します。 問題のインターフェースがセカンダリ インターフェースへフェールオーバーしている場合は、速度が同じであることを確認します。 セカンダリ インターフェースが低速な場合、プライマリ インターフェースが正しく機能するようになるまで、ネットワーク遅延が増加する可能性があります。
  3. インターフェースが破棄またはエラーを確認していないことを確認します。 破棄またはエラー報告されている場合は、ルータにログインし、インターフェースのメディア タイプに関係する問題について、インターフェース接続をトラブルシュートします。 破棄エラーは、そのインターフェースと接続先のルータまたはデバイス間の接続に関する問題を示す傾向があります。
  4. インターフェース使用率が容量を超えていないことを確認します。 インターフェース入口ビット/秒は回線定格未満である必要があります。 回線使用率が問題である場合は、インターフェース上のトラフィック フローを調査し、突然の輻輳の原因を特定します。
  5. デバイスが予想どおりに動作している場合は、同じワークフローの後、SNMP を経由して調査した残りのホップを確認し、ネットワーク インシデントによって影響を受けたエンド ユーザとサーバの間のネットワーク遅延の潜在的な問題を特定し、解決します。