[ユーザ Goodput]ビューは、クライアント操作性をキャプチャします。 送信された良好なバイト数(再送信数を除く)を、この情報を送信するための所要時間で割った数が表示されます。
ユーザが Web からデータをダウンロードした場合、ファイルをダウンロードしているときにブラウザでスループットが計算されます。 スループットは転送されたバイト数をアクティビティの期間で割った数です。 通常、このスループット値を使用してネットワーク接続の有効性を測定し、スループットから再送信バイト数を引いて計算したユーザ Goodput を表示します。これは、再送信バイト数はスループットを作為的に増大させるためです。
スループット測定値が 100 kbps でも、ダウンロードの半分が再送信から構成されている場合、ユーザ Goodput は 50 kbps となります。そのため、得られるメリットはスループットの半分のみとなります。
ユーザ Goodput とスループットはアクティブな転送の期間中にのみ計算されます。 監視デバイス は、5 分間隔でトラフィック レートを平均します。 その時間の大半は自動で行われます。 ユーザ Goodput/スループットとトラフィック レートとの間に関係はほとんどありません。
以下のシナリオを検討し、この点を説明します。 5 分間隔中で唯一の転送が 1 秒以内で再送信なしでダウンロードされた 50 KB のドキュメントである場合、これらのメトリックは以下を適用します。
50 KB * (8 ビット/バイト)/1 秒 = 400 kbps
50 KB * (8 ビット/バイト)/300 秒 = 1.3 kbps
重大なデータ転送がある場合のみ、ユーザ Goodput は有用で、対話型トランザクションではなく、大量の転送に使用されます。 スループットは、再転送されたパケットが含まれている場合を除き、ユーザ Goodput (データ転送時間で割ったバイト数)と同じ数式を使用して計算されます。 スループットは常にユーザ Goodput 以上になります。
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検索対象 |
考えられる事象 |
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ユーザ Goodput の低下 |
ネットワーク輻輳 トラフィックが転送されている場合に限り、ネットワーク メトリックとしてユーザ Goodput を使用します。 転送が低速だったか高速だったかにかかわらず、有用なバイトはほとんどない場合があります。 |
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不良 Goodput |
データ転送時間がサーバまたはアプリケーションのパフォーマンス不良によって阻害されます。 |
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