管理コンソール は通常、環境内のすべての Cisco WAE デバイスをサポートできます。 ただし、WAAS 展開で最適化されるアプリケーションが単一の 管理コンソール でサポートできる数より多くの Cisco WAE 監視デバイス の展開を必要とする場合、複数の 管理コンソール 間のリモートサイトでクライアント、WAN および サーバ セグメントのアプリケーション パフォーマンス データを共有します。
以下の例では、WAN 最適化アプリケーション パフォーマンス データを共有することによって、右側の 管理コンソール で Branch X と WAE x 間で App A および App B セグメント トラフィックの クライアント セグメントをレポートすることができるようになります。 共有しない場合は、右側の 管理コンソール は、Branch X 内の App A および App B の WAN および サーバ セグメントのみをレポートします。

あるいは、左側の 管理コンソール を設定して、リモート ブランチにわたって App A および App B のパフォーマンスを監視する場合、WAN 最適化アプリケーション パフォーマンス データを共有することによって、コンソールは、Branch X で App A と App B に対する WAN および サーバ セグメントをレポートできるのに加え、Branch Y および Branch Z で App A と App B に対するクライアント、WAN、およびサーバ セグメントをレポートできるようになります。 共有しない場合は、左側の 管理コンソール は、Branch X、または Branch Y および Branch Z で、App A と App B の WAN および サーバ セグメントをレポートしません。
Cisco WAE デバイスからのパケット要約ファイルを複数の 管理コンソール 間で共有します。これは、管理コンソール が、共有しているそれぞれの 管理コンソール をポーリングして、CA Standard Monitor および CA Multi-Port Monitor の 監視デバイス リストを得た後、共有のコンソールに属している 監視 とパケット要約を共有することによって行われます。 たとえば、CA Standard Monitor で、監視を想定していないサーバのパケット要約ファイルを受信する場合、監視 は、共有している 管理コンソール に属する 監視 とパケット要約ファイルを共有します。 共有データ量を最小にするには、アプリケーションに最も近い 監視 を含む 管理コンソール からのアプリケーションを監視します。
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