管理 › 監視デバイスの管理 › 管理コンソールによるデータベース増加の管理方法 › データベース増加の制御

データベース増加の制御

管理コンソール は以下のように動作して、最大 1 億 2000 万行を管理します。

• ネットワーク ラウンド トリップ レスポンス時間（NRTT）の最小しきい値を使用して、各組み合わせをフィルタリングし、レポートの統計情報の監視においてキープアライブなどの定期的なクライアント/サーバのメッセージの影響を制限するとともに、データベース増加を制御します。

  5 分間隔における NRTT 観測数が最小しきい値に満たない場合、管理コンソール はその組み合わせの行をデータベースに作成しません。

  レポートの観点からは、組み合わせがフィルタリングされた場合、フィルタリングされた 5 分間隔のセッション レベル統計情報を 管理コンソール がレポートすることはありませんが、ネットワーク全域でのアプリケーションのレスポンス時間メトリックは引き続き有効です。

  管理コンソール でアプリケーションのフィルタリングやグルーミングをしないようにする場合は、アプリケーションに優先順位を付けます。

  デフォルトでは、管理コンソール は、5 分間隔において 10 未満の NRTT が観測された非優先アプリケーションの組み合わせをフィルタリングします。

• 管理コンソール では、行作成率の移動平均が高すぎる場合、アプリケーション/サーバ/ネットワークの組み合わせ数が最小の低ボリューム アプリケーションをグルーミングすることによって、受信行の数を制限します。 管理コンソール は、アプリケーションをグルーミングする場合、そのアプリケーション/サーバ/ネットワークの組み合わせの行をデータベースに作成しません。 管理コンソール は、優先アプリケーションやサーバ上で最もビジーなアプリケーションのグルーミングは行いません。

  グルーミングすることにより、管理コンソール がデータベースで最大 1 億 2000 万行を維持することが可能になると同時に、アプリケーション/サーバ/ネットワークの組み合わせが最大数の最重要アプリケーションに関するレポートを、必要な月単位の期間に作成することができます。 行作成率の移動平均が許容可能な率に戻ると、管理コンソール はグルーミングを無効にします。

  レポートの観点から、管理コンソール は、グルーミングされたアプリケーション データを「データなし」（空白）と評価します。

  管理コンソール でアプリケーションのフィルタリングやグルーミングをしないようにする場合は、アプリケーションに優先順位を付けます。

• グルーミングしても行作成率の移動平均が正常に低下しない場合、管理コンソール はパケット ボリュームが最小の非優先アプリケーションの組み合わせの行を作成しません。 行作成率の移動平均が許容可能な率に戻ると、管理コンソール は非優先アプリケーションの通常の監視を再開します。

  レポートの観点から、組み合わせがフィルタリングされた場合には、フィルタリングされた 5 分間隔のセッション レベル統計情報を 管理コンソール がレポートすることはありませんが、ネットワーク全域でのアプリケーションのレスポンス時間メトリックは引き続き有効です。

  管理コンソール でアプリケーションのフィルタリングやグルーミングをしないようにする場合は、アプリケーションに優先順位を付けます。