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パフォーマンス OLA レポートの仕組み

パフォーマンス OLA は、1 時間ごとに、指定されたしきい値より速い IPv4 ベースのトランザクションの割合を計算することにより、ユーザ定義のアプリケーションがどの程度効果的に実行されているかを示します。 パフォーマンス OLA の一例として、サーバ レスポンス時間の 90 パーセントが 20 ミリ秒未満である必要があるとします。 パフォーマンス OLA の結果はレポート内に表示され、1 時間ごとにアプリケーションが運用レベル契約に適合しているかどうかを示します。

管理コンソール は、指定するしきい値に基づいて、1 時間ごとの運用レベルに対する適合度を測定します。 しきい値は、93.999 のように小数第 3 位まで指定できます。 OLA コンプライアンス違反をレポートするのに 1 時間かかる場合があります。

管理コンソール は 5 分データと同じ方法で OLA データを収集しません。 パフォーマンス OLA の場合、監視デバイス は以下を行います。

たとえば、州間ハイウェイを走る自動車の平均速度を 5 分ごとに記録する代わりに、管理コンソール は、車が 40mph を超えて移動しているかを記録し、1 時間ごとに成功数と失敗数をレポートします。

一方、管理コンソール は、しきい値を使用して 5 分間隔で特定のメトリックの平均レスポンス時間に基づいてアプリケーションのパフォーマンスを監視します。