ネットワーク メトリックは、アプリケーション パフォーマンスの問題がアプリケーションと通信しているネットワークによって引き起こされることを示します。
ネットワーク上のサーバとクライアントの間をパケットが移動するのにかかる時間(ロスを除く)を測定します。 アプリケーション、サーバおよびクライアント処理時間は除外されます。
サーバによって送信された SYN-ACK と、クライアントから受け取った ACK の間の時間です。 ネットワークが混雑していない場合、それは距離およびシリアライゼーションによる最低限の遅延を表すネットワーク遅延を示し、現在のネットワーク アーキテクチャで可能な最良のラウンドトリップ時間を示します。
この値が突然上昇した場合は、一般に輻輳状態が原因と考えられますが、停滞している(上昇したままになる)場合は通常パス変更が原因です。
ネットワーク ラウンドトリップ時間と再送信遅延から構成されます。 再送信遅延が再送信による遅延ではないことに注意します。それは 1 往復あたりの再送信遅延の平均時間です。 管理コンソール が 2 つの平均を追加しており実際 2 つのメトリックを組み合わせていることに注目する必要があります。
元のパケット送信と最後の重複したパケット送信の間の経過時間です。 管理コンソール は再送信パケット数に対してだけではなく観測を通した平均としての再送信遅延をレポートします。 10 個で 1 セットの 1 つのパケットが 300 ミリ秒の再送信時間を必要とする場合、再送信遅延は 30 ミリ秒(300 ミリ秒/10 パケット)としてレポートされます。
|
Copyright © 2014 CA Technologies.
All rights reserved.
|
|