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ネットワーク タイプの仕組み

ネットワーク タイプの本質はネットワークのグループです。 このグループは、クライアント ネットワーク上のユーザによって経験された遅延を反映している必要があります。

一般的に、遅延の最大要因はサブネットの地理的場所および帯域幅です。 管理コンソール では、T1 などの帯域幅を指定するためにデフォルト ネットワーク タイプが取り込まれます。ただし、管理コンソール は、アプリケーション トラフィックを監視する 監視デバイス からの相対パスを使用してネットワークの場所を想定することはできません。 そのため、長さ 200 マイルである T1 と長さ 1,500 マイルである T1 とではパフォーマンスに大きな違いがあるので、ネットワーク タイプを組織のレイアウトに合わせてカスタマイズすることが重要です。

必要なネットワーク タイプの数は、組織のサイズによって決まります。 ネットワーク タイプは、同じネットワーク パスを介して通信するために同じ遅延が発生する必要があるサブネットをグループ化するのに使用します。 基本方針としては、ネットワーク タイプは、同じ物理ネットワーク リソースを共有するために距離、シリアル化、およびキューイング遅延のために同じ遅延が発生するサブネットのグループにする必要があります。 正確なネットワーク図があることは、ネットワーク タイプを構築するうえで非常に役に立ちます。

注: デフォルトでは、CA Application Delivery Analysis には、遅延が著しく変動するネットワークからのユーザに対してあらかじめ設定された VPN およびワイヤレス ネットワーク タイプが含まれます。 VPN およびワイヤレス ネットワーク タイプ用のパフォーマンスしきい値は、その他のネットワーク タイプの感度の 2 分の 1 にあらかじめ設定されています。 管理者は、管理コンソール がチームによって解決可能なインシデントのみを作成するようにします。 この場合、ロンドンやシンガポールのホテルなどからインターネットでネットワークにアクセスするリモート ユーザで発生する遅延問題を解決するのは困難です。

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パフォーマンスしきい値の編集