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トレース ルート調査

トレース ルート調査を実施して、遅延とルーティングの問題を監視する 監視デバイス とエンドポイントの間のパスおよび各ホップを記録します。またオプションで、パフォーマンス情報に関し各ルータを SNMP ポーリングします。

トレース ルート調査をネットワーク インシデント レスポンスに割り当てます。 アプリケーションをホストするサーバが CA Standard Monitor によって監視される場合、管理コンソール は 監視デバイス からこの調査を開始します。 そうでない場合、管理コンソール は、管理コンソール から調査を開始します。

ネットワーク インシデント中に、管理コンソール は、監視デバイス からトレース ルート調査を開始し、インシデントが発生したネットワーク サブネット上のデバイスにアクセスを試行します。 サブネットが /24 かさらに特定できる場合、サブネット内の IP アドレスはターゲットとして使用されます。管理コンソール は、このアドレスのレスポンス時間のデータを収集しておく必要があります。 サブネットが /24 内で特定できない場合、管理コンソール は別のメソッドを使用して、サブネット範囲内のアドレスを選択します。 トレース ルート アクション プロパティ内でオプション[SNMP 経由でのルータ調査]が有効な場合、トレース ルートがまず実行され、その後、ルート内のネットワーク デバイスのリストが SNMP 調査に使用されます。 管理コンソール が有効な SNMP プロファイルを検出すると、管理コンソール によって、調査結果に含まれるパフォーマンス情報のクエリがデバイスに対して実行されます。

TCP トレース ルートを実行するよう設定された場合、TCP トレース ルートは、発信トラフィックおよび ICMP TTL 期限切れメッセージについて、監視されているアプリケーションの TCP ポートを使用して、発信パケットを強制終了したパスにあるルータを分離します。

管理コンソール 管理者は、[インシデント]ページからこの調査を開始またはスケジュール設定することもできます。

トレース ルート調査では、パス、ホップ、遅延および使用率に関するレポートが作成されます。

必要に応じて、パスにある各デバイスに対してデバイスおよびパフォーマンス インターフェース統計の SNMP 経由のパフォーマンス調査を起動するためにトレース ルート調査を設定できます。

パスに沿って各ホップを SNMP ポーリングするには、ネットワーク デバイスを 管理コンソール に追加する必要はありません。ただし、サーバまたはネットワーク デバイスを SNMP ポーリングするには、有効な SNMP プロファイルを定義する必要があります。 SNMP 経由のパフォーマンス調査では、デバイスのパフォーマンスおよびインターフェース統計に関するレポートが作成されます。

パスに沿って各ホップを SNMP ポーリングする場合、有効な SNMP プロファイルを使用して、管理コンソール でネットワーク デバイスを定義していないと、管理コンソール は各ネットワーク デバイス上の有効な SNMP プロファイルを検出することを試行します。 または、別の CA 製品を使用してパフォーマンス情報に関してデバイスを SNMP ポーリングすることもできます。

詳細:

SNMP プロファイルの管理

ネットワーク デバイスの追加