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監視デバイスに関する推奨事項
管理コンソール データベース リソースを最適化するには、以下のガイドラインに従います。
- 可能な限り、CA Virtual Systems Monitor を使用した仮想スイッチからではなく、物理的な 監視 を使用した物理スイッチから監視します。 たとえば、Web サーバ層を持つ ESX ホスト上の CA Virtual Systems Monitor ではなく、物理的なディストリビューション層スイッチからクライアント/サーバのトラフィックを監視します。
物理スイッチは、最適な SPAN/VACL 機能を持ち、その機能の実行時にパフォーマンス ロスが生じることがありません。 CA Virtual Systems Monitor は、ESX ホスト上のゲストであり、そのためのシステム リソースを消費します。 また、Web 層は、クライアント ネットワークを処理するため、監視が最も困難な層です。 物理領域に優れた選択肢がある場合は、ESX のパフォーマンスに影響しない方法を選択してください。
- 物理 監視 を使用して物理スイッチから監視する場合は、可能な限りサーバに接近して監視します。 監視デバイス がサーバに接近している場合、サーバ メトリックの精度が向上するため、管理コンソール はネットワークとサーバのインシデントを明確に区別できます。
- CA Multi-Port Monitor がある場合は、ハードウェアベースのフィルタリングを使用して 監視 上で SPAN 集約を活用することにより、効率を大幅に向上できます。
また、ミラーリングされたスイッチ ポートと 監視 の間にマトリクス スイッチを配置する方法もあります。 この投資は、大規模な環境で大きなリターンを得ることができます。 マトリクス スイッチまたはネットワーク ツール オプティマイザを使用して、不要なトラフィックを回線速度でフィルタリングし、精巧に構成されたパケット ストリームを CA Multi-Port Monitor または CA Standard Monitor の各ポートに送信します。 この方法には、以下のような利点があります。
- スイッチ管理者と協調して変更ウィンドウ中に物理スイッチを設定するのではなく、マトリクス スイッチからデータを頻繁に調節することができます。
- 回線速度でハードウェアベースのフィルタリングを実行しても、システム CPU やメモリに影響しません。
- CA Standard Monitor や CA Virtual Systems Monitor で利用可能なソフトウェアベースのフィルタリングでは、大きな CPU 処理能力が必要とされ、監視 スループットが低下します。
- イニシャル コストおよび総所有コストの両面で低コストです。
- 効率が高いため、多くの場合、ディストリビューション層のみならず、アクセス層での(サーバに接近した)収集が可能になります。
- 規模に関するガイダンスは一般的な内容です。 すべての環境で異なります。 経験則は有用ですが、実際の容量は、アプリケーション トラフィックの性質と設定に応じて異なります。
管理コンソール には、監視するアプリケーション、サーバ、CPU、クライアント ネットワークの数に関する制限はありません。 管理コンソール 管理者は、それぞれの特定環境における固有の特性によって決定される最大容量に対して 管理コンソール および 監視デバイス を自由に使用できます。
- 以下の項目を慎重に定義することによって、管理コンソール が監視を試みる内容を限定します。
- アプリケーション ポート除外
- サーバ サブネット
- クライアント ネットワーク
- バックアップ アプリケーションなど、重要度の低いアプリケーションを削除します。
- 24 ビット クライアント ネットワークを、より広範囲のサブネット(/22 ネットワークなど)に集約します。 この方法の場合、パフォーマンス低下の影響を受ける TCP クライアントを 管理コンソール が判別する機能が限定されますが、データベースに作成される行数が減少します。
詳細:
クライアント ネットワークの仕組み
システム定義のアプリケーションの削除
ユーザ定義アプリケーションの削除
ポート除外の仕組み
サーバの仕組み
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