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インシデント レスポンス - SNMP トラップ通知
影響を受けたアプリケーション、サーバまたはネットワークの[オープン]ステータスまたは[クローズ]ステータスに関する最新情報を SNMP マネージャに通知するには、SNMP トラップ通知を使用します。 一時インシデント状態をフィルタするには、[期間]と[重大度]のオプションを使用します。
SNMP トラップ通知を任意のインシデント レスポンスに割り当てることができます。 アプリケーション、サーバ、ネットワークに関するインシデント レスポンスと異なり、監視デバイス インシデント レスポンスは重大度(「メジャー」または「使用不可」)によってフィルタリングできますが、期間でフィルタリングすることはできません。
管理コンソール は SNMP トラップ通知を送信します。
電子メール通知と異なり、管理コンソール が SNMP トラップを送信するのは、サーバ インシデントまたはネットワーク インシデントが以下の操作を行った場合です。
- オープンされてクローズされた場合
- 重大度をたとえば[マイナー]から[メジャー]に変更した場合(オプション)
同じ SNMP トラップ内に複数のアプリケーション、サーバまたはネットワークについて記載するには、複数のアプリケーション、サーバまたはネットワークに同じインシデント レスポンスを割り当てます。 複数のアプリケーション、サーバまたはネットワークが影響を受ける場合、SNMP トラップには詳細な URL が含まれます。
FAQ
- トラップ レシーバはなぜ 管理コンソール トラップ通知を理解しないのですか。 SNMP マネージャが 管理コンソール SNMP トラップ通知を理解できるようにするには、CA Application Delivery Analysis MIB を SNMP マネージャ上のトラップ レシーバへコンパイルします。 コンパイル方法は SNMP マネージャによって異なります。 CA Application Delivery Analysis MIB は、CA サポート Web サイト(http://ca.com/support)から別途ダウンロードする必要があります。
- 管理コンソール はどのようなときに変更を通知してきますか。 管理コンソール は、オープン インシデントが重大度と期間の条件を満たしたときや、管理コンソール がインシデント ステータスを「クローズ」に変更したとき、自動的に通知を出します。 違反していたメトリックしきい値が重大度としきい値の条件を満たした場合、管理コンソール は同じオープン インシデントに関して 2 回以上通知することがあります。 たとえば、10 分間に 管理コンソール が、5 分間隔で黄 - 黄 - 緑 - 黄 - 黄 と評価された単一のオープン インシデントについて 2 回電子メール通知を送信したとします。 この例では、10 分間条件が正常(緑)の 5 分間の前後に満たされたので、管理コンソール は別々に電子メール通知を作成しました。
- テスト SNMP トラップ通知をなぜ送信する必要があるのですか。 テスト SNMP トラップ通知を送信することで、監視デバイス がポート 162 上でサードパーティ アラート システムと通信できることや、指定された SNMP 認証情報がトラップ レシーバ上で認識されていること、またトラップ レシーバがトラップ メッセージを理解できることなどを検証できます。
- なぜトラップ通知に SNMP プロファイルを割り当てる必要があるのですか。 SNMP トラップ通知を送信するとき、管理コンソール は SNMP 認証情報が有効であるかを検証できません。そのため、管理コンソール は有効な SNMP プロファイルを検出できません。 指定された SNMP 認証情報がトラップ レシーバ上で認識されているかを確認するには、テスト トラップ メッセージを送信します。 SNMP トラップ通知用の SNMP プロファイルを指定していない場合、管理コンソール は SuperAgent のコミュニティにデフォルト SNMPv2 プロファイルを使用します。 デフォルト SNMP プロファイルは SNMP トラップのみに使用可能であり、CA Performance Center とは同期しないので注意してください。
- 管理コンソール はどのポートを使って SNMP トラップ通知を送信しますか。 管理コンソール は UDP ポート 162 に SNMP トラップを送信します。 管理コンソール が SNMP トラップを送信するポートには設定できないので注意してください。
- トラップ メッセージは、影響を受けるアプリケーションをどのようにレポートしますか。 管理コンソール は、単一のネットワークまたはサーバにトラップを送信します。 複数のアプリケーションが同じ性能劣化に直面している場合、管理コンソール は影響を受けるアプリケーションの数を表示し、影響を受けるアプリケーションのリストへのリンクを提供します。 影響を受けるアプリケーションが 1 つだけであれば、トラップ メッセージにアプリケーション名が示されます。
- トラップ メッセージは、影響を受けるアプリケーションをどのようにレポートしますか。 管理コンソール は、単一のネットワークまたはサーバにトラップを送信します。 複数のアプリケーションが同じ性能劣化に直面している場合、管理コンソール は影響を受けるアプリケーションの数を表示し、影響を受けるアプリケーションのリストへのリンクを提供します。 影響を受けるアプリケーションが 1 つだけであれば、トラップ メッセージにアプリケーション名が示されます。
プロパティの詳細
以下のフィールドにデータを入力します。
- アクションの実行における最小条件
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管理コンソール が応答アクションを開始するために必要な、最小の重大度と期間を指定します。 管理コンソール が応答アクションを開始するためには、どちらの条件も満たす必要があります。
- 重大度
-
管理コンソール が応答アクションを開始するために必要な、インシデント重大度を指定するオプションを選択します。
- 期間
-
管理コンソール が応答アクションを開始する条件となる、同じネットワークまたは サーバのメトリックしきい値違反の連続時間(単位:分)について、しきい値を選択します。
たとえば、ネットワーク ラウンドトリップ時間(NRTT)が 1:20 に「マイナー」になった場合、管理コンソール はネットワーク インシデントをオープンします。 NRTT が 1:25 に再度「マイナー」になり、応答アクションの期間が 10 分間である場合、管理コンソール は応答アクションを開始できます。
- SNMP トラップ オプション
-
- SNMP トラップの送信先
-
サードパーティ SNMP マネージャなど、SNMP トラップ レシーバの IP アドレスを指定します。
SNMP マネージャが 管理コンソール からの SNMP トラップ通知を理解できるようにするには、CA Application Delivery Analysis MIB を SNMP マネージャ上のトラップ レシーバへコンパイルします。 コンパイル方法は SNMP マネージャによって異なります。
CA Application Delivery Analysis MIB は、CA Support Web サイト(http://support.ca.com)から別途ダウンロードします。
注: 管理コンソール は UDP ポート 162 に SNMP トラップ通知を送信します。 SNMP トラップ通知を別のポートへ送信するように 管理コンソール を設定することはできません。
- SNMP トラップの送信元
-
SNMP トラップの送信元である 監視デバイス を選択します。
- SNMP プロファイル
-
トラップ レシーバ上で既知の SNMP ユーザを識別する SNMP プロファイルを選択します。
SNMP トラップ通知用の SNMP プロファイルを指定していない場合、管理コンソール は SuperAgent のコミュニティにデフォルト SNMPv2 プロファイルを使用します。 デフォルト SNMP プロファイルは SNMP トラップのみに使用可能であり、CA Performance Center とは同期しないので注意してください。
- タイムゾーン
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タイム ゾーンを選択します。 管理コンソール は、このタイム ゾーンにレポート データをオフセットします。 デフォルトのタイム ゾーンは CST6CDT です。これは中央標準時の期間はグリニッジ標準時マイナス 6 時間、中部夏時間の期間はグリニッジ標準時マイナス 5 時間です。 可能な限りタイム ゾーンの Etc バージョンではなく、特定のタイム ゾーンを使用します。これは、Etc バージョンは夏時間を考慮しておらず、またオフセットは予想の反対となるからです。つまり Etc/GMT+4 はグリニッジ標準時(GMT)から 4 時間進んでいるのではなく、4 時間遅れています。
- 重大度の更新
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たとえば「マイナー」から「メジャー」のようなインシデント重大度の変化を 管理コンソール が知らせるようにするかどうかを指定します。
- インシデント重大度が変わったときに更新トラップを送信: インシデントの重大度が変わるたびにトラップを送信するには、このオプションを選択します。
- インシデントのオープンおよびクローズ トラップのみを送信する: 管理コンソール がインシデントをオープンするかクローズしたときにトラップを送信するには、このオプションを選択します。
- 指定されたコンピュータにテスト SNMP トラップを送信する方法
-
[テスト トラップの送信]をクリックします。
詳細:
SNMP プロファイルの管理
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