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インシデント レスポンス - SNMP トラップ通知

影響を受けたアプリケーション、サーバまたはネットワークの[オープン]ステータスまたは[クローズ]ステータスに関する最新情報を SNMP マネージャに通知するには、SNMP トラップ通知を使用します。 一時インシデント状態をフィルタするには、[期間]と[重大度]のオプションを使用します。

SNMP トラップ通知を任意のインシデント レスポンスに割り当てることができます。 アプリケーション、サーバ、ネットワークに関するインシデント レスポンスと異なり、監視デバイス インシデント レスポンスは重大度(「メジャー」または「使用不可」)によってフィルタリングできますが、期間でフィルタリングすることはできません。

管理コンソール は SNMP トラップ通知を送信します。

電子メール通知と異なり、管理コンソール が SNMP トラップを送信するのは、サーバ インシデントまたはネットワーク インシデントが以下の操作を行った場合です。

同じ SNMP トラップ内に複数のアプリケーション、サーバまたはネットワークについて記載するには、複数のアプリケーション、サーバまたはネットワークに同じインシデント レスポンスを割り当てます。 複数のアプリケーション、サーバまたはネットワークが影響を受ける場合、SNMP トラップには詳細な URL が含まれます。

FAQ

プロパティの詳細

以下のフィールドにデータを入力します。

アクションの実行における最小条件

管理コンソール が応答アクションを開始するために必要な、最小の重大度と期間を指定します。 管理コンソール が応答アクションを開始するためには、どちらの条件も満たす必要があります。

重大度

管理コンソール が応答アクションを開始するために必要な、インシデント重大度を指定するオプションを選択します。

  • マイナー
  • メジャー
  • 使用不可
期間

管理コンソール が応答アクションを開始する条件となる、同じネットワークまたは サーバのメトリックしきい値違反の連続時間(単位:分)について、しきい値を選択します。

たとえば、ネットワーク ラウンドトリップ時間(NRTT)が 1:20 に「マイナー」になった場合、管理コンソール はネットワーク インシデントをオープンします。 NRTT が 1:25 に再度「マイナー」になり、応答アクションの期間が 10 分間である場合、管理コンソール は応答アクションを開始できます。

SNMP トラップ オプション
SNMP トラップの送信先

サードパーティ SNMP マネージャなど、SNMP トラップ レシーバの IP アドレスを指定します。

SNMP マネージャが 管理コンソール からの SNMP トラップ通知を理解できるようにするには、CA Application Delivery Analysis MIB を SNMP マネージャ上のトラップ レシーバへコンパイルします。 コンパイル方法は SNMP マネージャによって異なります。

CA Application Delivery Analysis MIB は、CA Support Web サイト(http://support.ca.com)から別途ダウンロードします。

注: 管理コンソール は UDP ポート 162 に SNMP トラップ通知を送信します。 SNMP トラップ通知を別のポートへ送信するように 管理コンソール を設定することはできません。

SNMP トラップの送信元

SNMP トラップの送信元である 監視デバイス を選択します。

SNMP プロファイル

トラップ レシーバ上で既知の SNMP ユーザを識別する SNMP プロファイルを選択します。

SNMP トラップ通知用の SNMP プロファイルを指定していない場合、管理コンソール は SuperAgent のコミュニティにデフォルト SNMPv2 プロファイルを使用します。 デフォルト SNMP プロファイルは SNMP トラップのみに使用可能であり、CA Performance Center とは同期しないので注意してください。

タイムゾーン

タイム ゾーンを選択します。 管理コンソール は、このタイム ゾーンにレポート データをオフセットします。 デフォルトのタイム ゾーンは CST6CDT です。これは中央標準時の期間はグリニッジ標準時マイナス 6 時間、中部夏時間の期間はグリニッジ標準時マイナス 5 時間です。 可能な限りタイム ゾーンの Etc バージョンではなく、特定のタイム ゾーンを使用します。これは、Etc バージョンは夏時間を考慮しておらず、またオフセットは予想の反対となるからです。つまり Etc/GMT+4 はグリニッジ標準時(GMT)から 4 時間進んでいるのではなく、4 時間遅れています。

重大度の更新

たとえば「マイナー」から「メジャー」のようなインシデント重大度の変化を 管理コンソール が知らせるようにするかどうかを指定します。

  • インシデント重大度が変わったときに更新トラップを送信: インシデントの重大度が変わるたびにトラップを送信するには、このオプションを選択します。
  • インシデントのオープンおよびクローズ トラップのみを送信する: 管理コンソール がインシデントをオープンするかクローズしたときにトラップを送信するには、このオプションを選択します。
指定されたコンピュータにテスト SNMP トラップを送信する方法

[テスト トラップの送信]をクリックします。

詳細:

SNMP プロファイルの管理