たとえば、CA Virtual Systems Monitor がパケットの 2 つのコピーを受信したとき、CA Virtual Systems Monitor へ VLAN を SPAN する場合、[エンジニアリング]ページのパケット ロスの割合レポートは、失われたパケットの割合を非常に高くレポートします。
このセクションでは、CA Virtual Systems Monitor を有効にして TCP パケットを重複排除する方法について説明します。
次の手順に従ってください:
<no logging> 50 1000 10 20 30 40 50 60
最初の行は、重複パケットに関する情報をどこにログ記録するかを CA Virtual Systems Monitor に伝えます。 <no logging> という句を C:\CA\bin\duppkts.txt のようなログ記録ファイルへのパスに置き換えると、CA Virtual Systems Monitor は情報をログ記録します。 ログ ファイルを有効にしておくことは、バッファ サイズが適切かどうかを判断するときなどにも役に立ちます。
2 行目の最初の数字 50 は、重複を探すために CA Virtual Systems Monitor が 50 パケットのバッファをメンテナンスすることを指定します。 このパラメータを小さくすると、CA Virtual Systems Monitor が重複を探すために消費する CPU サイクルが少なくなります。 これは CA Virtual Systems Monitor のパフォーマンスを改善しますが、おそらく検出される重複も少なくなります。 2 番目の数字である 1000 は使用されません。
ファイル内の最後の行では、重複のヒストグラムのビンについて説明します。これはログ ファイルの最初の行に表示されます。 ヒストグラムは、重複がそれぞれそのオリジナルからどれくらい離れたところで見つかったかを示します。 この情報は、バッファ サイズ パラメータの調整に役立ちます。 理想的には、失われた重複は最初のわずかなビンで発生し、リモート ビンではビン数が減少したりなくなります。 高い番号のビンのカウントが高いままである場合は、バッファ サイズがおそらく小さすぎます。
必要であれば、バッファ サイズを増加させて CA Virtual Systems Monitor がより多くのパケット数で重複を検索できるようにします。
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