クライアントが XFF (X-Forwarded-For)を使用する HTTP プロキシ サーバ経由で Web アプリケーションに接続すると、管理コンソール は、XFF HTTP ヘッダを使用してクライアントの送信元 IP アドレスを識別します。 標準的な XFF HTTP ヘッダの形式を以下に示します。
TCP ソース IP: proxy3 X-Forwarded-For: client1、proxy1、proxy2
IP アドレスのリストには、最も遠いダウンストリーム クライアント、リクエストが通過した一連のプロキシのそれぞれ、およびそのクライアントがリクエストを受信したプロキシが含まれます。 例として、リクエストが proxy1、proxy2、proxy3 (サーバに最も近いプロキシ)を通過したとします。
XFF 翻訳を使用することで、管理コンソール は、各クライアントの Web トラフィックを、それがフィットするサブネットに属するものとして正しくレポートします。 管理コンソール では、クライアントとの間の Web アプリケーション トラフィックの適切なボリュームの参照を開始できます。 また、プロキシ サーバ上の少量のトラフィックを参照することもできます。 このトラフィックは、トランザクションのトラフィックではなく、プロキシ サーバ Web サーバに送信する確認応答で構成されます。
ヒント: プロキシ サーバを、プロキシ環境における固有のネットワークとして定義する場合、Web サーバ上でのプロキシ サーバ リンクまでのパフォーマンスと、Web サーバ上でのクライアント サブネットの完全パスまでのパフォーマンスを区別することができます。 この情報は、プロキシ サーバがクライアントと同じ場所に配置されていない場合に有用です。
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