オペレータとして、あるグリッドから別のグリッドにアプリケーション インスタンスをマイグレートできます。 マイグレーションは、あるグリッドから別のグリッドにアプリケーションを移動するプロセスです。 マイグレーションは、どのポイントにおいても 1 つのグリッドのみを必要とするインポートとエクスポートとは異なり、ソース グリッドとターゲット グリッドを必要とします。
アプリケーションのマイグレートは以下の理由で行います。
リモート グリッドまたは URL から既存のグリッドに、または既存のグリッドからリモート グリッドにアプリケーションをマイグレートできます。
注:
重要: マイグレーション プロセスを開始する前に、アプリケーションを停止します。

アプリケーションをマイグレートするには、以下の手順に従います。
アプリケーションをマイグレートする前に、ターゲット グリッドとソース グリッドの間で 2 方向の信頼関係を確立します。その結果、グリッドは暗黙的に信頼し合います。
以下の手順に従います。
このコマンドは、グリッド公開 SSH キーの値を取得します。
user create targetgrid@yourcompany.net pwd=somepwd sshkey="sshkey"
注: このグリッドの SSH パラメータは、手順 1 で取得した公開 SSH キーです。
grid modify_acl local:user:targetgrid@yourcompany.net=app_developer
app_developer アクセス権では、新しいユーザはアプリケーションをマイグレートできます。
app modify_acl myapp local:user:targetgrid@yourcompany.net=configure
アプリケーションをリモート グリッドにマイグレートするには、ソース グリッドに移動し、[アプリケーション]タブを選択して、[マイグレート先]アイコンをクリックします。
注: 右クリックし、[マイグレート元]または[マイグレート先]を選択して、マイグレーション プロセスを開始することもできます。
オペレータとして、リモート グリッドから既存のグリッドにアプリケーションをマイグレートできます。
以下の手順に従います。
マイグレート ウィザードが表示されます。
アプリケーションをマイグレートするための一般情報が含まれます。 このタブには、以下のフィールドが含まれています。
アプリケーションのマイグレート元となるリモート グリッドの DNS 名または IP アドレスを指定します(たとえば、mygrid.ca.net)。
マイグレートするプロパティの名前を指定します。
(オプション)マイグレートしたアプリケーションに新しい名前を指定します。
注: [グリッドからマイグレート]オプションは、グリッド シェルからアプリケーション マイグレート コマンドを実行した場合に似ています。
外部インターフェースへの接続のパラメータが含まれます。 このタブには、以下のフィールドが含まれています。
インターフェースの名前を指定します。
このフィールドを編集するには、セルをクリックします。
ネットワーク リソースを指定します。 たとえば「VLAN 3029」などです。
ネットワークを選択するには、セルをクリックしてドロップダウン リストを開きます。 あるいは、ドロップダウン メニューからブランクを選択し、IP アドレスをテキストとして入力できます。
インターフェースの IP アドレスを指定します。
IP アドレスを選択するには、セルをクリックしてドロップダウン リストを開きます。
制限: 256 の IP アドレス。
注: 選択したネットワークに 256 を超える IP アドレスがある場合、このフィールドはテキスト フィールドになります。 選択したネットワークの IP アドレスの使用可能な範囲を表示するには、情報ツールヒントを使用します。 ダッシュボード内の IP アドレスの使用可能な範囲を表示できます。
プレフィクス、ゲートウェイ、ネーム サーバなど、選択したインターフェースに関する情報が表示されます。
アプリケーション プロパティの値を設定でき、これにより、アプリケーションのインスタンスを変更できます。 プロパティ値は、IP アドレスなどの場所固有のパラメータを設定したり、キャッシュ サイズなどのチューニング パラメータを設定するのに役立ちます。
注: このアプリケーションに対して明示的に設定されたプロパティ値は太字になります。 必須プロパティ値がまだ設定されていない場合は赤で強調表示されます。
プロパティ、そのタイプ、および有効値の詳細を参照するには、[情報]をクリックします。 プロパティをデフォルト値に戻すには、[元に戻す]をクリックします。 プロパティ値をそのデフォルトにリセットするには、[すべてリセット]をクリックします。
以下のオプションを選択できます。
アプリケーションのボリュームを転送するときに、圧縮を無効にします。
注: アプリケーションに大きなボリュームが含まれている場合、このオプションによって処理速度が速くなります。
失敗または完了した場合に、インポートしたアプリケーションのクリーンアップを省略します。
ウィザードの[マイグレート中]ダイアログ ボックスには、アプリケーションのインポート操作の全体的な進捗状況が表示されます。
注: マイグレーションが完了したら、[アプリケーション設定]を使用してアプリケーションを設定できます。
オペレータとして、URL からアプリケーションをマイグレートできます。
以下の手順に従います。
アプリケーション アーカイブ ディレクトリの URL を指定します。 これは、http://path の形式である必要があります。
インポートしたアプリケーションの名前を指定します。
(オプション) HTTP サーバにアクセスするユーザ名を指定します。
(オプション) HTTP サーバにアクセスするためのパスワードを指定します。
注: [URL からマイグレート]オプションは、グリッド シェルからアプリケーション インポート コマンドを実行し、Exchange ディレクトリの URL を指定した場合に似ています。
ウィザードの[マイグレート中]ダイアログ ボックスには、アプリケーションのインポート操作の全体的な進捗状況が表示されます。
注: マイグレーションが完了したら、[アプリケーション設定]を使用してアプリケーションを設定できます。
アプリケーションをリモート グリッドにマイグレートして、既存のグリッドをアップグレードできます。 また、管理アップグレード検証のために、実稼働アプリケーションを個別のテスト グリッドに定期的にマイグレートする場合があります。
以下の手順に従います。
アプリケーションをマイグレートするための一般情報が含まれます。 このタブには、以下のフィールドが含まれています。
アプリケーションの移動先となるリモート グリッドの DNS 名または IP アドレスを指定します(たとえば、mygrid.ca.net)。
(オプション)マイグレートしたアプリケーションの新しい名前。 新しい名前を指定しない場合、アプリケーション名は同じままになります。
外部インターフェースへの接続のパラメータが含まれます。 このタブには、以下のフィールドが含まれています。
インターフェースの名前を指定します。
このフィールドを編集するには、セルをクリックします。
ネットワーク リソースを指定します。 たとえば「VLAN 3029」などです。
ネットワークを選択するには、セルをクリックしてドロップダウン リストを開きます。 あるいは、ドロップダウン メニューからブランクを選択し、IP アドレスをテキストとして入力できます。
インターフェースの IP アドレスを指定します。
IP アドレスを選択するには、セルをクリックしてドロップダウン リストを開きます。
制限: 256 の IP アドレス。
注: 選択したネットワークに 256 を超える IP アドレスがある場合、このフィールドはテキスト フィールドになります。 選択したネットワークの IP アドレスの使用可能な範囲を表示するには、情報ツールヒントを使用します。 ダッシュボード内の IP アドレスの使用可能な範囲を表示できます。
プレフィクス、ゲートウェイ、ネーム サーバなど、選択したインターフェースに関する情報が表示されます。
アプリケーション プロパティの値を設定でき、これにより、アプリケーションのインスタンスを変更できます。 プロパティ値は、IP アドレスなどの場所固有のパラメータを設定したり、キャッシュ サイズなどのチューニング パラメータを設定するのに役立ちます。
注: このアプリケーションに対して明示的に設定されたプロパティ値は太字になります。 必須プロパティ値がまだ設定されていない場合は赤で強調表示されます。
プロパティ、そのタイプ、および有効値の詳細を参照するには、[情報]をクリックします。 プロパティをデフォルト値に戻すには、[元に戻す]をクリックします。 プロパティ値をそのデフォルトにリセットするには、[すべてリセット]をクリックします。
以下のオプションを選択できます。
アプリケーションのボリュームを転送するときに、圧縮を無効にします。
注: アプリケーションに大きなボリュームが含まれている場合、このオプションによって処理速度が速くなります。
失敗または完了した場合に、インポートしたアプリケーションのクリーンアップを省略します。
ウィザードの[マイグレート中]ダイアログ ボックスには、アプリケーションのインポート操作の全体的な進捗状況が表示されます。
注: マイグレーションが完了したら、[アプリケーション設定]を使用してアプリケーションを設定できます。
カタログをリモート グリッドにマイグレート、またはリモート グリッドからマイグレートします。
cat migrate <remote_grid> <cat> [.name=<new name>][.store=<store>] [<option>]*
マイグレートするカタログの名前。 カタログはグローバルまたはアプリケーション ローカル カタログです。
マイグレートするカタログの新しい名前。 カタログはグローバルまたはアプリケーション ローカル カタログです。
ボリュームが作成されるボリューム ストアを指定します。 以下のいずれかの値に設定できます。
local - ボリュームをローカル サーバ ストレージに格納します
san - ボリュームを SAN に格納します
カタログをリモート グリッドにマイグレートします。 2 つのグリッド間で双方向の信頼関係が必要です。
カタログをリモート グリッドからマイグレートします。
カタログのマイグレート時にボリュームを圧縮しません。
失敗または完了した場合にクリーンアップを省略します(トラブルシューティング)。
マイグレート中にデバッグ情報を表示します(トラブルシューティング)。
グローバル カタログ ACL が存在する場合に保持します。
グローバル カタログ ACL 内のローカル プリンシパルを保持します。
グローバル カタログ ACL 内のグローバル プリンシパルを保持します。
cat migrate myoldgrid.3tera.net /mycat
リモート グリッドからローカル グリッドにグローバル カタログをマイグレートします。
cat migrate myoldgrid.3tera.net /mycat .name=/mynewcat
リモート グリッドからグローバル カタログをマイグレートし、プロセスでその名前を変更します。
cat migrate mynewgrid.3tera.net myapp/local .name=/newlocal
ローカル グリッド上のグローバル カタログとしてリモート グリッドからアプリケーション ローカル カタログをマイグレートします。
クラスをリモート グリッドに、またはリモート グリッドからマイグレートします。
class migrate <remote_grid> <class> [ .name=<new name>] [.store=<store>] [<option>]*
リモート グリッドの名前。
マイグレートするクラスの名前。 クラスはグローバルまたはローカル カタログに存在するか、シングルトンです。
マイグレートされたクラスの新しい名前。 これはグローバルまたはローカル カタログを参照するか、シングルトンを参照します。
ボリュームが作成されるボリューム ストアを指定します。 以下のいずれかの値に設定できます。
local - ボリュームをローカル サーバ ストレージに格納します
san - ボリュームを SAN に格納します
クラスをリモート グリッドへマイグレートします。
クラスをリモート グリッドからマイグレートします。
クラスのマイグレート時にボリュームを圧縮しません。
エラーまたは完了時にクリーンアップを省略します(トラブルシューティング)。
マイグレート中にデバッグ情報を表示します(トラブルシューティング)。
class migrate myoldgrid.3tera.net /mycat:myclass
カタログ クラスを現在のグリッドにマイグレートします。
class migrate myoldgrid.3tera.net /mycat:myclass .name=myapp:myclass
カタログ クラスを現在のグリッドにアプリケーション シングルトンとしてマイグレートします。
class migrate mynewgrid.3tera.net /myapp/local:myclass .name=/mycat:myclass --export
ローカル カタログ クラスをリモート グリッドにグローバル カタログ クラスとしてマイグレートします。
注:
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