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Red Hat Enterprise Linux 5.8 i386

Linux アプライアンスで使用できるように、この distro をインストールする必要があります。

以下の手順に従います。

  1. /vol/_impex/ ディレクトリにインストール DVD をアップロードします。
  2. グリッド シェルを開き、以下のコマンドでインストールを初期化します。
    util iso2class app_name=RHEL58_i386 install_size=5G console_type=graphic iso_volume1=rhel-server-5.8-i386-dvd.iso os=linux virt_mode=xen_hvm,vmware cpu=0.5 mem=1.5G bw=1M
    

    次のプロンプトが表示されます。

    iso_volume1 からのインストールが完了し、再起動して残りボリュームを利用可能にする準備ができたら、[Enter]を押します。
    
  3. CA AppLogic® GUI に移動し、RHEL58_i386 アプリケーションを選択し、[アプリケーション]グループの[ログイン(グラフィック)]ボタンをクリックします。

    この画像は、[アプリケーション]グループの[ログイン]ボタンを示します

    Red Hat インストール ウィザードには、ユーザ設定を選択するための一連の画面が表示されます。

  4. 一部の画面では、ユーザ独自の選択を行うかデフォルト値を使用できますが、以下のパネルでは以下の値を選択します。
    1. CD Found]: [Skip]を選択します。
    2. Installation Number]: [Skip entering Installation Number]を選択し、[OK]をクリックし、[Skip]をクリックします。
    3. Would you like to initialize this drive, erasing ALL DATA]: [Yes]をクリックしてボリュームの上書きを確認し、[Create custom layout]を選択して、[Next]をクリックします。

      パーティションを作成して設定する画面が表示されます。

    4. New]をクリックして[Add Partition]ダイアログ ボックスを開き、以下の値を使用してルート パーティションを作成します。
      • Mount Point]: /
      • File System Type]: [ext3
      • Size (MB)]: [2000]
      • Additional Size Options]: [Fixed size]
      • Force to be a primary partition]をクリックします。
    5. OK]をクリックし、再度[New]をクリックし、以下の値を使用して /usr パーティションを作成します。
      • Mount Point]: /usr
      • File System Type]: [ext3
      • Additional Size Options]: 最大許容サイズを入力します。
      • Force to be a primary partition]をクリックします。
    6. OK]をクリックしてダイアログ ボックスを閉じ、設定を確認し、[Next]をクリックしてウィザードの操作を続行します。

      注:Yes]をクリックしてスワップ パーティション警告を無視します。

    7. The GRUB Boot loader will be installed on /dev/hda]を選択し、[次へ]をクリックします。
    8. Network Devices]: [Active on Boot]を選択解除します。

      注:Continue]をクリックしてエラー メッセージを無視します。

    9. Customize now]を選択し、[Next]をクリックします。
    10. Desktop Environment]パッケージ(GNOME と KDE)を選択解除します。
    11. Base System]パッケージを選択し、[System Tools]を選択し、[X Window System]を選択解除します(他のデフォルトの選択をそのままにします)。
    12. Next]をクリックしてウィザードの操作を続行し、最後の手順まで進んだら[Reboot]をクリックします。

      システムが再起動します。

  5. 以下のようにインストールを完了します。
    1. グリッド シェルに戻ります。

      次のプロンプトがまだ表示されます。

      iso_volume1 からのインストールが完了し、再起動して残りボリュームを利用可能にする準備ができたら、[Enter]を押します。
      
    2. Enter キー、Y キー、Enter キーの順に押します。

      次のプロンプトが表示されます。

      When you have finished with the installation, press [Enter] to continue
      
    3. Enter キー、Y キー、Enter キーの順に押します。

      プロンプトが表示され、msi/APK をインストールするかどうかを指定するように求められます。

    4. 2 キー、Enter キーの順に押し、[NOT to install the msi/APK]を選択します。

      プロンプトが表示され、hvm2pv をコールするかどうかを指定するように求められます。

    5. 2 キー、Enter キーの順に押し、[hvm2pv now]を選択します。

      RHEL58_i386 という名前の Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5.8 アプリケーションが実行しているはずです。

    6. 以下のコマンドを入力してアプリケーションを停止します。
      app stop RHEL58_i386
      
    7. デバイス スキーマを指定します。
      • アプリケーション GUI を開き、シングルトンを右クリックして、[Modify Boundary]を選択します。
      • General]タブの[Virtualization]セクションで、[Advanced]をクリックして、[IDE]と[/dev/hdX]を選択して、[OK]をクリックします。
      • Volumes]タブで、すべてのボリュームに対して連続する hd*(hda、hdb、hdc...)デバイスを選択し(ここで hda はブート ボリューム)、[OK]をクリックして、アプリケーションを保存します。
    8. 以下のコマンドを入力して hvm2pv ユーティリティを呼び出します。
      util hvm2pv name=RHEL58_i386:main.iso2class virt_mode=xen_hvm
      

      次のプロンプトが表示されます。

      前提条件のソフトウェアがインストールされていますか?
      
    9. Y キー、Enter キーの順に押します。

      確認のプロンプトが表示されます。

    10. Y キー、Enter キーの順に押し、RHEL OS および 32 ビット アーキテクチャを確認します。

      新しい root パスワードのセットアップを求めるプロンプトが表示されます。

    11. N キー、Enter キーの順に押し、パスワードはセットアップしません。

      準備ができたら任意のキーを押すように求めるプロンプトが表示されます。

    12. Enter キーを押して、PV モードでアプライアンスを起動します。

      元のブート ボリュームを削除するプロンプトが表示されます。

    13. Y キー、Enter キーの順に押し、クリーンアップを実行します。

    HVM モードで起動できる管理対象 RHEL 5.8 i386 アプライアンスができました。

  6. 操作の PV モードを有効にするには、次のようにします。
    1. kernel-xen-2.6.18-308.el5.i686.rpm パッケージを RHEL 5.8 インストール DVD から抽出します。
    2. kernel-xen rpm をアップロードしてインストールするには、次のコマンドを実行します。
      rpm -i kernel-xen-2.6.18-308.el5.i686.rpm
      
    3. 依存関係ファイルを生成するため、以下のコマンドを実行します。
      depmod -a 2.6.18-308.el5xen
      
    4. initrd イメージを生成するため、以下のコマンドを実行します。
      mkinitrd --with=xenblk -f /boot/initrd-2.6.18-308.el5xen.img 2.6.18-308.el5xen --allow-missing
      
    5. grub.conf ファイルおよび menu.lst ファイルを適切に変更するため、以下のコマンドを実行します。
      /bin/rm -rf /boot/grub/menu.lst
      
      /bin/cp /boot/grub/grub.conf /boot/grub/grub.conf.bak
      
      awk '/^title.*el5xen¥)/ {s=1;next;} /^title/ {s=0;print;} !/^title/ {if (s==1) {next;} else {print}}' /boot/grub/grub.conf.bak > /boot/grub/grub.conf
      
      awk '/^title.*el5¥)/ {s=1;next;} /^title.*el5xen¥)/ {s=0;print;} !/^title/ {if (s==1) {next;} else {if(/kernel/) next; if(/module.*vmlinuz/) {$1="¥tkernel";print;next} if(/module.*initrd/) {$1="¥tinitrd";print;next} print;}}' /boot/grub/grub.conf.bak > /boot/grub/menu.lst
      
    6. アプリケーションの GUI で、アプライアンスを右クリックし、[境界の変更]を選択します。[仮想化]の[モード]領域で、[Xen HVM]および[Xen Paravirtualization]をオンにします。
  7. HVM モードおよび PV モードでテキスト コンソールを有効にするため、アプライアンスで以下のコマンドを実行します。
    echo 'S0:2345:respawn:/sbin/mingetty ttyS0' >> /etc/inittab
    echo 'xvc0:2345:respawn:/sbin/mingetty xvc0' >> /etc/inittab
    echo 'ttyS0' >> /etc/securetty
    echo 'xvc0' >> /etc/securetty